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27才処女だけど結婚することになったこのエントリーのはてなブックマーク数


246


1 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 09:56:25.27 ID:QSrNSZRt0

付き合って3ヶ月、
まだ手を繋いだだけの彼氏にプロポーズされた。

小学生の口約束みたいなものかと勘違いして
「はい」って言ったら、
その日の晩に両親の前で
「今日、プロポーズしてOK貰いました」って
意気揚々と宣言されちゃったよ。


質問ある?



3 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 09:58:17.36 ID:qMQ2JMlt0

とりあえずおめ



4 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 09:58:44.37 ID:PR7xC+5N0

相手の歳は?


6 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 09:59:34.40 ID:QSrNSZRt0

>>4
同い年です。



8 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:00:44.18 ID:qdr45aku0

お互いのスペックから


11 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:02:06.21 ID:QSrNSZRt0

>>8
スペックかあ。身体的な?

自分:162・47 処女
相手:172・65 非童貞



10 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:01:02.77 ID:Cg2o2uW70

>>1はそれでいいのか?


12 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:02:56.50 ID:QSrNSZRt0

>>10
正直、流された感はある。えっ、えっ!?的な。



13 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:02:57.82 ID:qdr45aku0

>>11
どんな仕事か
趣味
容姿

そんくらいかな


19 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:08:39.24 ID:QSrNSZRt0

>>13
職種、結構まっとうな仕事。同僚なので、相手も同じ。

趣味は、自分は…正直、付き合う前は典型的な干物女子でした。
相手は、ツーリング、ドライブ、バンド、それでいて妙にインテリ。

容姿ねえ…自己申告じゃ信用されないかもだけど、
彼氏曰く「>>1に似てるから俺は柏木さんが好きだ。」
職場の同僚2人(40代男性と30前半女性)にも言われたから、
少ーしはそれっぽいってことで見逃してくれ。
相手は、本人曰くちょっと前までの松山ケンイチ(笑)。



22 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:13:02.59 ID:0WymZBsi0

柏木さんって誰?


23 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:15:21.42 ID:QSrNSZRt0

>>22
AKBの柏木さん。ゆきりん。



16 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:04:15.89 ID:3S1VibIr0

いつまで、処女でいられると思う?


21 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:12:40.14 ID:QSrNSZRt0

>>16
カミングアウトしたおかげで、
いつまでも待つよと言ってもらえてます。



31 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:22:30.28 ID:0eVPvK6Ki

はよセックスしたらいいやん


33 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:23:09.50 ID:QSrNSZRt0

>>31
いいやん、って言われても。そやね。



18 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:06:27.33 ID:NSR9ueVri

処女って一回タガが外れたら不倫、浮気しやすいけど

もしほかの男に誘われたらどうする?


21 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:12:40.14 ID:QSrNSZRt0

>>18
しない、かなー。ぶっちゃけ、男性不信気味だったので。



20 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:11:52.77 ID:qCH+iQDu0

結婚する気はあるの?


23 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:15:21.42 ID:QSrNSZRt0

>>20
今までの恋愛経験から、
リードしてくれる男性じゃないとダメ、と学んだので…
それもですてぃにーなのかしら、と思っております。



32 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:22:56.80 ID:NSR9ueVri

これまで付き合った人数は?


35 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:24:56.98 ID:QSrNSZRt0

>>32
今の彼氏で、5人目?だから、過去に4回付き合ったことはあります。



42 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:35:29.28 ID:lOIv2piV0

>>35
それで何故に処女かと…



41 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:33:24.66 ID:NSR9ueVri

四人付き合って全く無かったってすごいね

そんな雰囲気にならなかったの


45 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:37:29.36 ID:QSrNSZRt0

>>41
初めて付き合った彼氏だけ、キスしたよ。
クリスマスの日の夜中に、その人の実家の部屋で。
で、そのまま押し倒されて流れで、みたいなところで拒絶したw
今考えれば、成り行きとはいえ
部屋にまで上り込んでおいてお前、って思うので批判しないで欲しい。

それから付き合った人とは
ことごとくそういう雰囲気にならないようにしてた。



34 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:23:16.28 ID:WL4m/GeT0

何か幸せ感より不安感が漂うのは気のせい?


36 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:25:45.08 ID:QSrNSZRt0

>>34
不安かあ…俗に言うマリッジブルーってやつでしょうか。



37 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:30:21.61 ID:B58RXYci0

ただ単にこの男でいいのな?て
悩んでるだけだろ?


38 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:31:16.53 ID:QSrNSZRt0

>>37
そうかもwでも、だれでも悩むでしょう。一生一緒にいるんだよ?



43 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:35:30.23 ID:B58RXYci0

そうかねぇ。
俺×3で今は嫁と双子の娘と楽しく暮らしてるぜ?
実際に一緒に住まないと分からないこと大杉


47 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:39:29.29 ID:QSrNSZRt0

>>43
そうなんだ…なんか>>43さんの体験談のほうが面白そうです。
すみませんこんなつまらないスレにレスしていただいて。



49 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:44:49.07 ID:B58RXYci0

>>47
いやゴメン
そんなんじゃなくてさ、
一緒に生活してると性格の不一致で別れることもあるから、
あんま気にすんなて言いたかったんだ すまん


50 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:45:59.35 ID:QSrNSZRt0

>>49
性格の不一致。結婚して初めて見えることもあるのでしょうね。
逆に、私は自分を見せることが怖いですww



53 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:53:31.16 ID:wh2uZNLx0

よく考える必要はない結婚はした方がいいよ


56 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:56:48.44 ID:QSrNSZRt0

>>53
うん、逆に申し訳ない、と思うくらいで。申し分ない。
ただ、愛されてるって強みよね。



29 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:19:22.78 ID:PR7xC+5N0

オレも27で結婚を意識したから、いいタイミングだと思うよ。


30 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:21:00.04 ID:QSrNSZRt0

>>29
やっぱり意識し始めるんですね。
彼氏は、付き合って一ヶ月で
人生初ゼクシィ買ってたらしいです。



46 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:38:43.24 ID:PR7xC+5N0

>>30
> 彼氏は、付き合って一ヶ月で人生初ゼクシィ買ってたらしいです。

彼は1ヶ月でビビビッって来たんだね。
結構こういう本能的な直感って大事だよ。
今は不安しかないかもだけど、
もう少し彼に近づいてみてもいいかも。


48 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:43:33.41 ID:QSrNSZRt0

>>46
確かに、自分の周りでも最近勢い婚が多い気がします。
長く付き合っててもダメな場合が多い。
それを思うと、あと1年付き合っても、今結婚しても同じかなって。


そういう意味では、今の彼でいいと納得しているんだと思います。



124 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 16:33:52.21 ID:96acxzsr0

相手の裏の顔も分からず勢いで結婚すると失敗のケース多いから気をつけてね

ソースは俺
付き合って3ヶ月で結婚→一年で別居→離婚


126 : : 2012/01/02(月) 16:54:26.91 ID:QSrNSZRt0

>>124
気を付けます。
でも、付き合って3ヶ月だけど同僚として、
2年間毎日顔を合わせていたから…

友人関係から入った人よりも、
よっぽどいろいろな面を見ているかもしれません。



128 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 17:23:27.31 ID:1Wn8tTrh0

>>126
>>124じゃないけど、仕事で2年間一緒にいただけじゃわからんよ。
人間って誰でも、外ではいい顔しか見せないからね。
本当は3年くらい同棲してみるのがいい。
と、10年以上普通に結婚生活を送って、2年別居中の自分が言ってみる。


51 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:48:54.23 ID:PR7xC+5N0

結婚する前に自分を見せておいた方がいいぞ。
それを相手が受け入れてくれるなら、結婚生活は無理なく楽に出来る。
結婚した後ずっと自分を隠し通せるなんて出来ないから。
特に子どもが出来たら精神的に追い詰められて自分の本性が出てくるから。


54 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:54:32.21 ID:QSrNSZRt0

>>51
なるほどー。
でも、今まで付き合った中では一番自然体の自分でいられるかな。
今まで、1人目の人以外は
相手から好かれて付き合ったパターンなのですが、
なぜかいつも
「清楚で穏やかで女の子らしい」幻想を抱かれていて。
相手がそう接してくるから、
じゃあそうしないといけないのかな、と思って
疲れて別れるの繰り返しでした。

今はそれはしてない。
あと、メンタル弱くて結構ネガティブなんですが、
全部ひっくるめて認めてくれるから随分救われてます。



60 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 11:03:50.47 ID:PR7xC+5N0

>>54
>メンタル弱くて結構ネガティブなんですが、
>全部ひっくるめて認めてくれるから随分救われてます。

彼は、そういう自然体の>>1と結婚したいと思ってるんだから大丈夫な感じだな。
お泊まりしてみるとかして、
もう少し相手と近い位置になって、お互いの相性をみてみたいね。
別に身体の相性というわけでなく、
いろんな時間帯でのお互いの状態が分るし。


91 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 12:22:45.99 ID:YLVJ8HNi0

キスもなしにプロポーズって、その男相当変わってるぞ。


93 : : 2012/01/02(月) 12:26:13.81 ID:QSrNSZRt0

>>91

そうだね。物好きですよね。私でもそう思います。



94 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 12:31:31.48 ID:YLVJ8HNi0

>>93
物好きって、君がキスを拒否したってこと?
それなら思いやりがあって良いことだと思うけど。


55 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:55:42.44 ID:WL4m/GeT0

彼が、じゃなくて結婚に対しての不安を
彼とちゃんと話し合いしてみたら?
何かわかってくれそうな感じの人そうやし。
そうやって信頼感を高めていこう( ´ ▽ ` )ノ


57 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 10:59:05.32 ID:QSrNSZRt0

>>55
そうですね。アドバイスありがとうございます。
元気出ましたw



58 : : 2012/01/02(月) 11:01:40.85 ID:QSrNSZRt0

過去話…というか、どうしてこの歳まで処女だったのかとか(笑)
特に面白味のない人生ですが語ってもいいですか。



59 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 11:03:37.96 ID:lQY8Gwfx0

>>58
どうぞ

ってか、せっかくだから
結婚した後も処女を貫き通そうぜ


62 : : 2012/01/02(月) 11:04:41.93 ID:QSrNSZRt0

ありがとう。許可が出たのでぽつぽつ語るね。
亀ですがごめんなさい。

>>59
それはwwwww



64 : : 2012/01/02(月) 11:13:41.50 ID:QSrNSZRt0

まず、私の家族構成なんだけど、
優しい父と明るい母、それから4コ下の弟がいる。

父方の祖父は、代々続く海辺の町の大きな網元で
、父が子どものころは地元でも有数の富豪でした。
父は長男だったから、
本来なら祖父の後を継いで漁師になるはずだったんだけど、
物凄く学業ができたのね。
それで、祖父はそれを喜んで、父は漁師じゃなく航海士になったの。

一方母は、農家の家の4人兄弟の三番目。
貧しいながらも高校を首席で卒業して、
証券会社に入社して給料が手取りで13万の時代に
株で700万を稼ぎ出したw
我が家は、母の稼いだ700万を頭金にして立てられた家です。



65 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 11:15:59.34 ID:PR7xC+5N0

なんかすげぇw


66 : : 2012/01/02(月) 11:19:57.04 ID:QSrNSZRt0

どうして父と母が出会ったかというと、
父は航海に出ると3・4ヶ月は日本に戻らないこともザラだったから、
車の運転免許を取る機会がなかなかなかったのね。
それで、ちょっと長めの休みがもらえた時に、
たまたま合宿という形で他県の教習所に免許を取りに来てたの。
そのときに、母に一目ぼれして、アタックしたらしい。

その後、航海士として世界中を旅する父と、
母の遠距離も遠距離な恋愛が幾年か続くわけなんだけど、
まあその辺は聞きかじった話なので割愛する。

そんなこんなで、普通なら滅多に戻らない航海士の父と、
夫の留守を守る母の構図が出来上がるわけだったのですが、
父は、母と結婚するにあたって、
何のためらいもなく船を降りたんだ。



70 : : 2012/01/02(月) 11:27:28.06 ID:QSrNSZRt0

母は4人兄弟の3番目なんだから、
普通なら職業は航海士で長男な父のもとに嫁ぐのが自然かと思うでしょ。
でも、父は、仕事も家も友だちも、すべてを捨てて、母のもとに来たのね。

よく、母が語るエピソードにこんな話がある。
「お父さんはね、トランクに、スーツを1着と印鑑を2本、
それに50本のカセットテープを詰めてこっちにきたのよ。」
そして、押しかけ的に母の実家で住み始め、
その日に下着と布団を買いに行ったのが最初の共同作業らしい。

それでも、祖父は優しかった。
父と母の結婚、そして私が生まれたことを心から喜んでくれて。
「漁師やめたら、俺もこっちに越してきて>>1の子守りをするんだ」
が口癖だったらしい。

そんな祖父は、私が生まれて半年で、漁に出て事故で死んじゃった。



73 : : 2012/01/02(月) 11:35:59.99 ID:QSrNSZRt0

それ以来、父と、父の実家の行き来はなくなった。
結構な遺産と、それに伴ういろいろな財産争いがあったみたい。
父は、「俺はあそこを捨ててきた人間だから」と、
一切を受け取らなかったって話。

どうして父が、何のためらいもなく
それまで暮らしてきた家を捨てたのか、っていうことになるんだけど、
私の祖母、つまり父のお母さんにあたる人が、それは奔放な人で。
父が16のとき、いい人ができて駆け落ちしちゃっってから、
それはもう家族はバラバラになっちゃったんだって。

父の下にまだ、弟と妹がいたんだけど、
もう手の付けられないくらいグレちゃってね。
だから、航海士という職業で、何か月も家を空けるなんて、
自分の奥さんになる人と子どもに
そんな寂しい思いをさせちゃいけない、
っていう思いがあったみたい。

そんなことも知らずに、大事に大事に育てられて、
>>1が小学生になったときに、ある事件が起きた。



74 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 11:38:24.14 ID:ncIgbzb10

ほう


76 : : 2012/01/02(月) 11:43:31.23 ID:QSrNSZRt0

母が、肝炎になって入院した。
それまでずっと健康で、
家のことをすべてこなし、家族を支えてきた母が入院した。
6歳の>>1と、2歳の弟、仕事を休めない父は途方に暮れた。

数日は母の実家に私だけ預けられて、
そこから学校に通っていたんだけど、
弟はまだ小さいし、どうにも手が回らなくなって。

そこで、父は決断したんだ。「おふくろにきてもらおう」と。

6歳にして、いきなり祖母の存在を知ることになった>>1。
そして、祖母とともに、父と半分血のつながった、息子が我が家に入ってきた。
私にとっては叔父にあたるその人は、当時まだ16歳だ
った。
今でいえばニートっていう立派な呼称があるけれども、当時はそんな言葉はなくて。
小学校のころから不登校で、中学もろくに通ってない、そんな人だった。



80 : : 2012/01/02(月) 11:50:22.70 ID:QSrNSZRt0

とはいえ、まだ6歳だし、何の疑問も抱かず、
すぐに祖母にも叔父にもなついた私と弟。
特に叔父は、むしろ突然お兄ちゃんができたような気がして、
母がいなくて寂しい気持ちも吹き飛ぶくらいだった。
叔父が持ってきたファミコンやいろいろなおもちゃ、
それから、鉛筆一本ですらすらと描く上手な絵に夢中だった。

本当に絵がうまかった。
私や弟、父や祖母の似顔絵も、
特徴をとらえて面白おかしく書いては見せてくれた。
毎日のように、絵を描いてとせがんでいるうちに、
なぜか、叔父がこんなことを言い出した。

「タダでは見せてやんない。」と。



81 : : 2012/01/02(月) 11:57:59.65 ID:QSrNSZRt0

私を留め置いて、
ルーズリーフに先に何か面白そうなものを描きつけては、
「見たい?」と訊く叔父。
必死になってうなずくと、「じゃあ、チュー」といって、
ほっぺたをとんとんと指でたたいた。

そのくらいで見せてくれるなら、安いものじゃない。
勢いよく飛びついて、ほっぺにひとつ、ちゅってした。

それから、少しずつそれがエスカレートして。
小学校入学のときに、>>1に、って割り当てられた部屋と、
寝たことのなかったベッドの上で、たびたび押し倒されてキスされた。
当時は特に疑問も抱かなかったんだよね。
純粋だったんだと思います。



83 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 12:00:43.41 ID:1Wn8tTrh0

何だこの展開は・・・


87 : : 2012/01/02(月) 12:11:39.40 ID:QSrNSZRt0

まあ、客観的に言うならば、
ディープ止まりでそれ以上されたわけじゃない。
母も無事に完治して、退院とともに祖母と叔父は家から出て行った。

でも、小学校の高学年になって、学校でキスの話になったときに、
ついそのことを思い出して話題にしちゃったんだ。

「それはおかしい」「きもちわりい」
と同級生の男の子に指摘されて、初めて気づいたのね。
あ、あれって変だったんだ、って。
それから、徐々に徐々に、自分の中でズレが生じていくわけだけど、
>>45が決定打となって、男の人が怖くなった。
そんなことで、今まで生きてきましたすみません。



88 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 12:14:52.95 ID:PR7xC+5N0

トラウマってそうやって出来るんだねー
さすがに今の彼にそこまで言えないだろうが、おっさんのオレは聞いたよ。


89 : : 2012/01/02(月) 12:17:51.63 ID:QSrNSZRt0

>>88
カミングアウトしてませんw
というか、両親にも言ってない。言えるわけない。
それに、彼にとっては一応親戚になるわけじゃない。
私は一生会いたくない人だけれど。
他人よりタチが悪いなあ…と思います。



90 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 12:20:57.62 ID:P+j5JSli0

16歳なんて、子供だからね・・・
許してやれ、なんて言わないけど、
その叔父さんも今では「あの時俺酷いことしてたな」って思っていてくれることを願う。


92 : : 2012/01/02(月) 12:25:18.05 ID:QSrNSZRt0

>>90
今になってみれば、頭ではそう思えるよ。
でも、軽々しく『幼女』と言っちゃう昨今の風潮には、
ちょっとだけ意見したい。



94 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 12:31:31.48 ID:YLVJ8HNi0

>>90
子供とかそういう問題ではない。何歳であれ、十分に異常だよ。


96 : : 2012/01/02(月) 12:37:07.78 ID:QSrNSZRt0

そんな幼少期を過ごして、
今思えば淡い恋心を抱いた男子もいたけれど、
奥手なままで中学生になった。

中1になって、同じクラスになった男の子を、
初めて本気で好きになった。
陸上部だったその人は、学年1勉強ができたw
昔も今も、頭がいいことが
私が好意を抱くための絶対条件になるようです。

中2になって、クラスは別れたものの、
その人が生徒会に立候補するという話を聞いて、
近くにいたいと私も抜け目なく立候補した。
そして、その人が会長、私が副会長という
最高においしいシチュエーションが誕生したww

なんでも卒なくこなす、完璧な男、と思いきや、
少々ヤンチャでヒネた一面もあり、
仕事をたびたび押し付けられて「役職替われー」と文句を言いつつ、
それでも相当幸せだった。
同学年でも下級生でも会長に想いを寄せる女子は数多くいたけれど、
自分が一番近いと思うだけで許せた。

でも、そんな会長は、
冬になるころ先輩と付き合い始めて、
私の恋は終わったw



97 :: 2012/01/02(月) 12:47:44.88 ID:QSrNSZRt0

その頃、エヴァンゲリオンをきっかけに俄かヲタになり、
「私、○○(テレ東6時台アニメ)観なきゃいけないんで
帰ってもいいですかー」とか言いつつ、
それでも、中3で人生初の告白wwをされることになる。

初めて私に告白してくれたのは、2・3年と同じクラスだったTくん。
将来の夢は葬儀屋と語り、
「だって、葬儀屋だけは絶対に需要がなくなることはない」
と力説する人でした。
友だちとしては面白かったけど、
考える余地もなく返事は「ごめんなさい」。
そんな彼は、高校を卒業して
駅前のビルの一角でレーディングカード店を始め、
成人式で「Tくんデュエリストになったんだってwwww」
と一躍話題になっていましたが、
需要がなくなったのか数年前には既に廃業していました。

Tくんを含め、中3の一年間で3人に告白されたけれど、
会長が未だに好きなのに付き合うなんて、と
お付き合いというものをしないままに
中学を卒業してしまった。



98 :: 2012/01/02(月) 13:04:05.99 ID:QSrNSZRt0

高校になり、県内で『3女』のひとつに数えられる、
比較的歴史のある女子高に進学した私。
自宅から最寄り駅までバスと電車、乗り継ぎ含めて
1時間強の通学時間を毎日強いられることになるw
高校のあるのは比較的大きな市で、
駅ビルも1stと2ndがあるくらい大きくて立派だった。

そんな中、高1の4月、私は運命の出会いをした。
某アーティストにハマったんだ。

駅ビルの中にあるCDショップは、地元にある店の2倍くらい広くて、
何より聞いたことのないようなアーティストのCDが
たくさん並べられていた。
インディーズなんて、プロになれない中途半端な人たちでしょ、
くらいにしか思ってなかったはずなのに、
その日、電車待ちをしている30分足らずの時間で、
試聴ボックスに入っていた一枚のCDを聴いて、世界が変わった。

思わずその7曲入り1500円の、どこの誰かもわからない、
下手くそな手書きのジャケットのミニアルバムをレジに持っていき、
電車の中で中身を開けて、運命wを感じた。
2人組のその人のうち、1人の人が、
会長にそっくりな顔をしていた。



99 :: 2012/01/02(月) 13:10:41.29 ID:QSrNSZRt0

それからは、俄かアニメヲタから
そのアーティストのファンに華麗なる変身を遂げることになる。
めでたくその2か月後、6月にメジャーデビューした彼らは、
ファーストシングルながら売れに売れ、
彗星のごとく現れたシンデレラボーイww
なる異名を冠せられることとなった。

でも、私の中では、デビューするより先に見つけた、
私が育てた、的な想いがあり、
徐々に応援したいと思う気持ちが強くなっていた。
そのころには、きっかけでもあった会長のことも忘れ、
そのアーティストのことしか頭になかった。

高校時代は、女子高という環境がそれに拍車をかけ、
男子(笑)との会話の仕方も忘れるくらいに、
恋愛とは無縁の3年間を過ごすことになる。



100 :: 2012/01/02(月) 13:20:04.08 ID:QSrNSZRt0

ただ、女子高というのは不思議なもので、
高2のときに同じクラスになった子に、熱烈に好意を持たれたw
後ろから前から抱きつかれるのはもちろん、
どさくさに紛れてほっぺたにキスをされたり、
椅子に座っていると床に膝をついて腰に腕を回して
おなかに顔をこすりつけられたりもした。
かわいいかわいいと頭をなでられたりしながら、
「私あなたとそんなに仲良しじゃないんですが…」と思った。
グループの友だちは遠巻きに眺めるだけで助けてくれなかったw

文化祭ののど自慢で、高2準優勝、高3特別賞を獲った以外は、
キラキラしたエピソードもなく、高校時代の回想はおしまい。



誰も見てないのかな…つまんないものね。



103 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 13:22:42.55 ID:PR7xC+5N0

もちろん読んでる。
27才女子の歴史を感じてる。


102 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 13:21:09.86 ID:VliEsdqd0

女子高ってやっぱユリユリなのか…


111 :: 2012/01/02(月) 13:46:56.48 ID:QSrNSZRt0

さて、高校を卒業した私。
自宅から通える、
ネットでよく見る大学ランキングでいうとBラン大に進学。
通学時間も片道2時間に増え、
暇を潰す方法をいろいろと模索するようになる。
ルービックキューブリベンジ(4×4×4)が
できるようになったけれどまだ退屈で、
たまたまネットで見かけたケータイ小説(笑)に、
これだったら私でも書けると手を出すようになる。
徐々に、大好きな某アーティストの2次創作に着手しだしたあたりから、
自然発生的に腐女子に転身を遂げましたw

サークルは、新設のバドミントンサークルに入ったものの、
内情はただの飲みサーで、
副会長と、その友だちの2年生2人にモーションかけられて
両方お断りしてから行かなくなった。

先に仕掛けてきたのは副会長で、
実家の最寄駅が私より3つ手前ということもあって
一緒に帰ったのがきっかけで、
夏に花火大会に行くことになって、一度だけデートした。

「浴衣で来て!」というその人の強い希望で、
浴衣姿で待ち合わせに行ったら、
甚平にサングラスで、ジョジョ立ちで待つ副会長。ドン引き。
しかも会場に着くなり突然の豪雨で花火は中止、
このまま帰ろうかな…と思っていたところを引き留められ、
カラオケに連れ込まれて相手が歌ったのが

・鏡の中のマリオネット
・神田川
・Melty Love

1時間で出て、それっきりですごめんなさい。
そんなことがあって、サークルにも顔を出さなくなった後に、
もう一人がやたらメールを送ってきて。
なんだろう、ちょっと鬱陶しい…と思い始めたころ、
政党?か何かの熱烈な勧誘を受けるww
「ごめんなさい、わかりません」と断って、
それで大学で一番楽しいとされるサークルの話はおしまい。



112 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 13:49:42.19 ID:hr8VvYB20

>>111
ジョジ立ちwww



113 :: 2012/01/02(月) 14:08:13.82 ID:QSrNSZRt0

ここまで、誰とも付き合ったことのないまま、
また、大学デビューにも失敗し、
講義を受けるためだけに学校へ通う日々が続く。
せっかく学費を払っているのだから、と思ったのをきっかけに、
単位をたくさん取ることに徐々に快感を覚え始める。

そんな時、転機が訪れることになる。
地元で、成人式の実行委員をやらないかと声を掛けられた。
うちの地元はいわゆる田舎で、
学生をしている人は大抵、実家を離れている場合が多いのね。
だから、実家から通っていて、
中学時代に一応生徒会に入っていたということで、
どこからかはわからないけど推薦があったらしい。
特に断る理由もないし、
快く引き受けて第1回の会議という名の顔合わせに行ったところ。

4年ぶりに、会長と再会。

正直、4年ぶりに会った会長は、
あれ、この人こんな顔してたっけな、
と思うくらい、偏差値は下がっていました。
というよりも、私が会長への想いを
某アーティストへの愛に変換したことで、
思い出を美化していたのかもしれません。

でも、「久しぶり」と話しかけてきた、
現役Aラン大(笑)に、ときめいたのは認める。

それからは、一度仕舞い込んだ箱を開けてしまったかのように、
会長への想いが再燃して。
どうしよう、やっぱり好き、と、
何気ないメールが来るたびにドキドキしてた。
全く華のない高校3年間の空白はあるものの、
初恋の相手ともう一度親しくなってるということにのぼせ、
つい、メールで、告っちゃったんだ。

これが、人生で一度きりの自分からの告白です。
そして、会長は初めての彼氏になったw



114 :: 2012/01/02(月) 15:12:17.76 ID:QSrNSZRt0

今、改めて振り返って、
「彼氏」の中にこの人をカウントしたことに罪悪感を覚えていた。
人生でキスしたことのある(恋愛では)唯一の人だけど、
会長とは一度のデートもしないまま終わった。

思えば、彼氏できた!夢みたい!と、
彼氏彼女ゴッコにはしゃいでいたのは自分だけで、
会長の中では、私は数にも入らないくらいの
小さなできごとだったようにも思います。

私がメールで告白して、名目上彼氏彼女になったのは12月の中旬頃で、
世間のクリスマスムードも相まって、
恋人同士で過ごすロマンティックなイベントに心を躍らせていた私。
お互い大学もあり、会長はバイト?もあるとかで、
「映画でも観に行きたいね」といいながらも予定が合わず、
結局はっきりとした予定もないまま
クリスマスの25日を迎えることになって。

イブにも会わない、連絡も来ない、どうして!?と
自棄になる気持ちを抑えつつ、25日の午前中にメールを入れたら、
「今、大学にいるんだけど、用事が終わったら必ず帰るから今夜会おう」
と言われて嬉しくて。

わくわくしながら連絡を待っていたけど、
結局23時を過ぎてから
「ごめん、今になっちゃったけどまだ会える?」とメール。
もうこのあたりで、かなり心は折れてたww
「じゃ、着いたら家まで迎えに行く」と言い残し、
待たされること更に1時間。

「今着いた」のメールに、
こっそり家を抜け出したのは0時を15分回ったころでした。

「もうクリスマスじゃなくなちゃったよ…」としょんぼりする私に、
腕時計をチラリと見て、「まだ、俺の中ではクリスマスだよ」と会長。
純粋に、忙しいのに私のために来てくれたんだ、と思ったけど、
今思えば優先順位では私はしたのほうだったのか?

でも、アルコールの入った様子もなく、
「クリスマスするんでしょ?」と車に乗せられ、
コンビニでビール数本とお菓子、ポテトサラダを
「俺、これ好き」と言いながら買い込んで、
行き先も告げられないまま、連れて行かれたのが会長の実家。

家族の寝静まったお宅に黙って上り込むことの罪悪感と、
初めて入る男の子の部屋に思考停止したのは言うまでもありません。



115 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 15:28:16.24 ID:F1YdwWhS0

なんかいいな
こういう人。
上手く生きて来た人より
聞き応えある。
続きヨロ


118 :: 2012/01/02(月) 15:44:55.01 ID:QSrNSZRt0

>>115
ありがとうw



ですます調なのか言いきりなのか、定まってなくてぐちゃぐちゃですね。
普段は性別わからないような口調でレスしているので…
なんかすみません。



116 :: 2012/01/02(月) 15:33:35.13 ID:QSrNSZRt0

座って、と示されたソファーベッド、
TVで歌う小田和正、
机の上に無造作に置かれたボボボーボボーボボ。
どこを見たらいいのかわからなくて、
目を泳がせたまま固まっている私。

一方会長は、テーブルにコンビニで買ってきたものを並べて、
私用と思われるカルピスサワーの缶も置いて。
少しずつ、緊張感も和らぎ、
どうでもいいような話をしながら2時間くらい過ごした。

そして、深夜3時を過ぎて、会話も途切れて。
ふと、隣に座っている会長に目を向けた。
あ、キスされるんだ、と思う間もなく、
吐息を感じて、ビールで冷えた唇が触れて。
そのまま、舌がもぐりこんできたけど、
どうしていいのかわからなくてされるがままになってたw

ひとしきりアルコールの味を味わわされたあとで、
本当に自然な流れで、すとんと後ろに倒されて。
え、と思う間もなく、ソファーベッドがベッドになって、
馬乗りになった会長に見下ろされてた。
そして、もう一回、その体勢でキスされた瞬間、
ぶゎっと、6歳の時のことがフラッシュバックして。

怖い、と思って、ようやく口にできた一言が、
「もう、帰る…」でした。



117 :: 2012/01/02(月) 15:41:23.89 ID:QSrNSZRt0

会長は、驚いたような顔をして私を見下ろして、
そのまま聞こえないふりをして続けようとしたけれど、
「おねがい、やだ、帰らなきゃなの…」
と半泣きになりながら言う私に、困ったように時計を見た。
そこで、私は、多分一生忘れない一言と出会うことになるww

「今帰っても、1時間後でも、そんなに変わらないよ」

この日以来、私にとって、男の人は総じて理解し得ない存在となりました。
ここでもし、違う言葉を掛けられていたら、
今ここに処女の私はいなかったと思いますw



121 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 15:57:59.09 ID:xID3ryaX0

難しいもんだな
勉強になるよ


119 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 15:48:09.54 ID:X4VQneCc0

こんなトコで晒すほど嬉しいのかよw


123 :: 2012/01/02(月) 16:09:36.46 ID:QSrNSZRt0

>>119
こんなトコですが、過去を清算したくなったのかも。
すみません。


そして、今では恐ろしくて絶対にできませんが、
アルコールの入った会長に車で自宅に送ってもらいました。
それから数日おきくらいに、
メールでのやり取りはしていましたが
自然消滅という形でこの恋は終わりました。


ダメージも大きく、もう私には某アーティストしかいない…と、
のめり込み方が半端なくなってきたのがこの頃。
軽く追っかけの域に入るくらい、
すべての活動を把握したいという気持ちに取りつかれるようになってきて。
ツアーも近隣4県くらいなら行きたい、
そのためには資金を作らなければ…との思いから、バイトを始めた。


このバイト先で、私の人生では一度しか訪れなかった
『モテ期』を体験したww



127 :: 2012/01/02(月) 17:16:41.54 ID:QSrNSZRt0

続き。

バイト先として選んだのは、中・高生のための学習塾。
時給1800円で、勤務時間も19~21時、
シフトが増えることも減ることもなく、安定しているから選んだ。

たまたまなんだろうけど、
私より4つ上の、美人だけど冷たそうなお姉さま
(誰とも馴れ合わないためプライベートは一切謎)が一人いるだけで、
アルバイトの講師はみんな男性。
年齢も、私のようにハタチそこそこの人は少なく、
みんな大学院生とか、教員になるための勉強をしながらとか、
とにかくどちらかというと真面目で誠実そうな人が多かった。

最初こそ、あまりバイト同士で話をすることもなく、
ただ30分前くらいに入って授業をして、
終わったら帰るみたいな感じだったんだけど、
だんだんと打ち解けてくるうちに、光栄なことに皆さんが、
時にはみんなで、時には2人でこっそり、遊んでくださるようになった。

勤務中こそ、「>>1(苗字)さん」と呼ばれていたけど、
プライベートで遊ぶときにはみんな私を「姫」って呼んでた。
6人くらいのメンバーの中でも、
特に熱心に声を掛けてくれる人が3人いて。
柔道の井上康生似の人(7コ上)、ドランクドラゴン鈴木似の人(5コ上)、
ダイノジ大地みたいな体型のB系の人(2コ上)がいた。

正直、私はその3人じゃない、
平井堅ぽいイケメンのKさんがちょっと好きだったんですけど、
付き合いたいとか思っていたわけでもなく、
誰とでも平等に、
何より優しくて紳士で面白いその人たちの仲間に入れてもらえていることが
何より心地よかった。



129 :: 2012/01/02(月) 17:39:09.89 ID:QSrNSZRt0

だんだんとバイトも楽しくなって、
日数入れば入るほどバイト代貰えるし、いろんな人とお喋りできるし、
大学よりもバイトの方が楽しい、
今でいう私リア充wwwみたいな状態になってた。
8月なんかは大学は休みだし夏期講座はあるしで、
10万以上稼いじゃってどうしよう、みたいな。

それで、大学の3年の終わりごろになってからかな、
井上康生の人に、映画に誘われた。
たまたまバイト上がりに映画の話になって、
「最近(会長と結局映画に行かずに終わって、それ以来)観てない」
という私に、
「じゃあ、今度一緒に観に行こう」と言われて、
予定を決めて観に行った。

井上さん(仮)は、シルビアに乗ってた。
私あんまり車に詳しくはないんですが、
スポーツカーといわれる車に乗せられて、
7つも年上の男性とデートめいたお出かけをするという事実にドキドキして。
助手席に座って、
「すっごい、かっこいいくるまですねー…こういうの乗るのはじめてです」
と言うと、
「いつもは汚いんだけどね、昨日、久々に洗車して。
ほら、車内とか、俺あんまりそういうのしないんだけど」と、
そういうこと正直に言っちゃうところもいいなあとちょっと思ったよ。

映画は、今はもう聞くこともない
『サイン』っていうホラー?ミステリー?映画で、
どうしてそのチョイスだったのかなーと疑問に思ったりもするけれど、
まあまあ楽しくて。

帰りの車の中で、
映画館で買ってもらったキャラメルポップコーンを見事にぶちまけまして、
必死で謝りながら拾い集めようとする私に、
「大丈夫、ほら、おなか空いたときに俺食うし!」と、
何とも不器用なフォローをしてくれちゃったりして、
この人は、ほんとにいい人でした。



131 :: 2012/01/02(月) 18:13:13.90 ID:QSrNSZRt0

それから、ダイノジ(顔は似てないけど)の人は、
ちょっと強引で、楽しい人だった。
いつも突然、
「今、姫の家の近くまで来てるんだけど、○○までドライブしない?」と、
大きな体に似合わないカローラⅡに乗せられて
いろんなところに連れてってくれた。
残念なことに、太めの体型・B系ファッション・
ブルーハーツ譲りの反骨精神と、
ことごとく私の好みと真逆を行く人でしたが、
歳も近いこともあり一番気安い存在ではありました。

ただ、私がなぜか付き合うことになったのは
ドランク鈴木似の人でした。
鈴木さんは、某W大(笑)法学部の院生で、
教授の使い走りをしながら自分の論文を書いている人でした。
いつも私の浅いメールに、「それはそもそも…」とか、
「文献では…」とか小難しい返信をしてくるので、
自ずとその人とのメールのやり取りには気合が入るようになり、
深い話をすることが多くありました。
頭のちょっと弱い、
5つも下の小娘のどこがよかったのかはわかりません。

でも、ある日、突然、
「(・∀・)♪」という件名のメールで、告白をされました。
ストレートに「好きです、付き合ってください」というのではなくて、
やっぱりいつものように、
長い長い説明の末に、「そんなわけで、毎日気が付くと
姫のことを考えている自分がいることに気が付きました。
もしよかったら、付き合ってみてはくれませんか」
みたいな、まどろっこしい告白だった。
嫌いじゃなかったし、尊敬できる相手だし、
私の方も、その頃鈴木さんに割いている時間はかなりのものだったし、
まあ、付き合っても…いいのかなぁ…と思って、
1週間考えた末に、OKをしました。



133 :: 2012/01/02(月) 18:27:25.28 ID:QSrNSZRt0

その、返事をした日の3日後に、
ダイノジの人に告白されるのですが、
「あー…今ですね、鈴木さんとお付き合いをしているのですよ…」的な、
何とも後味の悪いお断りをすることになり、
楽しかった私のバイト生活は終焉を迎えることになる。

均衡が崩れたことでみんなで遊ぶこともなくなり、
その寂しさから、鈴木さんの告白を受けたことをひたすら後悔することにww

鈴木さんとのお付き合いは、まあ、彼氏彼女という関係に昇格したものの、
ほとんどそれまでの関係とは変わりませんでした。
もちろん、動物園に行ったり、本屋めぐりをしたりと、
デートのようなこともしましたが。
基本、優しくて、悪く言うと押しの弱いタイプ。
「今日はどこへ行きたい?」「何が食べたい?」
と、必ず私の意見を尊重してくれる。
だんだんそれもつらくなって、
「…じゃあ、今日は23日なので、この道沿いで23番目の店がいいです。」
とか、今思えば、結構傍若無人なことも言ってみたりしました。
それでも、5歳も下の、可愛い彼女のわがままはみーんな聞いてくれて、
それがまた自己嫌悪の原因になって。

毎週末、必ず会ってはいましたが
2ヶ月くらいで、こちらから、別れを切り出しました。
メールで告白をされたので、メールで別れを告げました。
私の短い「別れてください」というメールに返ってきたのは、
今までで最長の、4000文字を超える長文でした。
どんな内容だったかはもうほとんど覚えていませんが、
その末尾に、こう書かれていました。

「せっかく産まれた卵を、もう一度ふたりで、温め直してみませんか…?」

「生まれた」ならまだしも「産まれた」かよ、と、
「ごめんなさい」と返して、その恋は終わりました。



134 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/02(月) 19:32:36.90 ID:bdN2dyFn0

今の彼との馴れ初めはこれからか。

期待しとるよ>1


139 :: 2012/01/03(火) 00:10:56.13 ID:aZ/r0En00

ただいまー。
新年会という名の、プチ同窓会行ってきたよ。会長も来てたww
ちらっと、「>>1さんと、会長くんのなんか、聞いたんだけど…」
みたいな話題になって場が凍ったけど問題ない。


保守ありがとん。



140 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/03(火) 00:17:46.79 ID:U9KjySZ80

場が凍るってことはみんな知ってたんやねー。


141 :: 2012/01/03(火) 00:28:50.13 ID:aZ/r0En00

お、なんか今日のIDいいね。

鈴木さんと別れたのは大学4年の5月、
そこからは卒業研究で忙しいってのを口実に、
少しずつバイトの日数も減らしていった。

食品科学系のゼミだったんだけど、
毎日白衣着て研究室にこもって、カップラーメン食べながら実験してた。

そんな中、副免を取りたくて一人で取ってた講義で、
ある日、隣に座った人に話しかけられた。
その人は数学科の人でしたが、90分の講義の中で、
随分親しげに話しかけてきて。
講義が終わるころには、「よかったら、連絡先教えて」と、
よかったらと言いながらも半ば無理矢理、メールアドレスを聞き出された。

その日の帰りの電車の中で、すぐ、その数学君からメールが届いた。
前からこの講義で見かけていたこと、
ずっと話しかけたいと思っていたこと、
隣に座ったので勇気を出して話しかけてみたこと、
それから、こんな風に女の子の連絡先を聞いたのは初めてだ
ということを力説されることになる。
その後、構内ですれ違うたびに声を掛けられ、
卒業までに3度告白されることになるのだけれど、
もれなくやんわりと断ったw



142 :: 2012/01/03(火) 00:49:25.88 ID:aZ/r0En00

同じころ、大学1年のころに始めた
某アーティストの2次創作活動wwも、
なかなかいい感じに軌道に乗ってきてて。
サイトに併設されたメルマガ購読者も300人を超えて、
ファンだという人や、同業の人と交流することもあった。

比較的、アクティブなヲタクだったものだから、
会いたいと言われれば都内に出てってオフ会をしたり、
PVの撮影スポットやゆかりのある地へ出かけて行っては、
キャッキャウフフして遊んでいました。

そんな中、私と同じくサイトを持っている人で
仲良くさせていただいていた一人に、Sさんという人がいて。
その人は、趣味でそんなサイトを運営しているにも関わらず、
FM局に勤務しているというすごい人だった。
むしろ仕事で、本人たちに会ったこともある、という話を聞き、
この人と親しくしたい!と切に思ったものです。
1度会い、2度会い、そして3度目に会ったとき。
その時はクリスマスムード漂う12月のお台場での待ち合わせでした。
Sさんは女性なのですが、何故かフジでやってた企画のための
カップル募集?のキャッチにあったりしたその日、
人生2度目の女性からの告白を受けることになる。

もちろん、断るよね。男性不信気味とはいえ、
女子が好きなわけじゃないものね。
Sさんとはその後も連絡は取っていましたが、
数年後、「妊娠したけど、どっちの子かわからない」的なことになり、
本命だった人に「俺の子じゃない」
と言われたためにもう一人の人と結婚し、
今は幸せな家庭を築いているようです。
ただ、その娘さんの名前は、
私のHNから取ったというのを後から聞きました。



145 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/03(火) 01:25:26.53 ID:fz289MVD0

女にモテるお主に嫉妬するオレがいる。


143 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/03(火) 01:05:59.47 ID:CG9XpuIQ0

誰と誰に告白されたなど女がする
この手の話は軽い自慢を含むから痛々しい


144 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/03(火) 01:12:50.99 ID:Z/qOPL6Q0

まぁまぁ聞きましょうよ

人ってこんなにいいよられるのかとは思うがな、


146 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/03(火) 02:02:31.02 ID:ZAoPigV+0

淡々としているから
別に自慢には聞こえない
1は可愛いんだろうね


147 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/03(火) 02:22:06.73 ID:PYLuhNZ20

追いついた
同じ27処女なのに、この差はなんだw


149 :: 2012/01/03(火) 07:49:21.29 ID:aZ/r0En00

おはようございます。
去年の反省をもとに、昨日の新年会はノンアルコールだったので
爽やかなお目覚めです。


ついに、大学を卒業し、社会に出て働くことになって。
職種は諸事情により伏せますが、
最初の勤務地は県内ではあるものの自宅から27km離れた職場。
そこで、制裁を受けることになるw

私の配属されたその職場は、30人ほどの人が働いていましたが、
20代は私より3年前に就職した女性が一人きり。
あとは全員30歳以上、男性は極端に少なく、
8割が女性の職場でした。
そこへたった一人きりの新入社員として迎えられた私。

「22歳です。大学を卒業したばかりで何もわかりませんが、
伸び率だけは誰にも負けないように頑張ります!」と挨拶した私に、
おそらく目を付けたであろう人が、10歳年上だった、ミスT。
もちろん私が口のきき方を知らなかったり、
立場をわきまえなかったりすることもあったのかもしれません。
でも、「新卒は一番に来て、全員の机を拭くもの」
「新卒が、先輩より先に帰って言いわけ?」的なことを言われ、
朝は6時に自宅を出て、帰宅するのは21時過ぎ、
という日々に毎日行き返りの車の中で涙をこぼすことにw

何よりも、19時を回って、人もまばらになってきたころ、
「>>1さん、ちょっといい?」とミスTに呼ばれ、
締め切りの別室で椅子に座らされ、
『反省会』をさせられるのが怖くて仕方がなかった。
「今日さあ、私が「○○持ってきて」って言った時、
あんた「いいですよ」って言ったよね」とか、
「そういえば2週間前にも思ったんだけどさー…」とか、
その場で一言言ってくれればいいのに、と思うようなご指導。
どうしてこんな仕事選んじゃったんだろう、と、
勤務中にも泣きそうになるのをぐっとこらえるくらい、
この時期はつらかったw



150 :: 2012/01/03(火) 08:13:56.66 ID:aZ/r0En00

ただ、うちの職場にはたった1人しかいない新入社員も、
他の職場に配属された人たちはいるわけで。
就職して1年間は、新採用研修的なものがあって、
1年間で15回くらいかな、センターに集まっての勉強があった。

そこで、ちょっときまずい人と顔を合わせた。
>>141の数学君も、私と同じ新採用だったのだ。
そのころにはもうすっかり、脈なしなのをわかっていたのか、
大学で顔を合わせていた時のように親しげに話しかけてくることもなく。
私も、最初に気づいたときに
自発的に近づいて声を掛けるのを躊躇ったがゆえに、
一年間ずっと、気まずい思いを味わうことに。

いつも思うんですが、初動で間違うと、
そのあとずっと後悔するものですよね。
そんな苦い思いもあるものの、
普段の顔も上げられない職場を離れてのその研修は、
まあ、一息つける機会ではありました。

毎日のように泣きながら帰宅する娘に、
両親もいつ「辞めてもいいよ」と言ったらいいのかと悩んだり、
自分でもよく耐えたなと思いますが、
最初の1年がようやく終わろうというときでした。
1年間の新採用研修もついに最終回を迎え、
同期の誰もが晴れやかな顔でセンターを後にしようとしていたその時。
帰ろうとしていた私を、今まで1年間、
挨拶しかしなかった数学君が呼び止めてきた。
私も、今までずっと、知り合いなのに話しかけられずにいたこと、
きっとこれがこの人に会う最後になるんだろうなという思いから、
「お茶でも飲まない?」という誘いに、
快くOKしてついていった。



151 :: 2012/01/03(火) 08:28:35.93 ID:aZ/r0En00

この人とこうやって、座って話すのは
初めてのとき以来だなー…と感慨深く思いながら、
今の職場が結構過酷なこと、でも何とか1年耐えられてよかったこと、
研修は息抜きのような感じだったことを話した。
更に、数学君を見ると、
新卒で頑張ってる人は私だけじゃないと思えて心強かったよ、とかもww
私ばかりが喋って、基本数学君は頷きながら聞いている、
というスタンスだったのですが、話も尽きて、
じゃあ、これからもお互い頑張ろうね、という〆の言葉を考え始めたその時。

「一年間、あんまり話しかけられずにずっと見てたけど、
 やっぱり、俺、>>1さんのことが…」

え。

「これでもう、会えなくなるっていうのは嫌だ。俺と、付き合ってください」

は。

何を言ってるんだこの人、冗談だろうか、と思って
数学君を見たけれど、真面目な顔してて。
もともと多少眠そうなタレ目なんだけど、
でも、真剣さは感じられた。
寝耳に水というか、泣きっ面に蜂というか、
驚いたものの最近人の優しさに飢えていたこと、
好意を寄せられる機会がめっきりなかったこと、
なにより1年経ってるのに4度目の告白をしてくれたこと。

上からですが、
「こんなに好いてくれているんだから、いい加減応えてあげよう」
という思いに取りつかれ、
数学君と、付き合うことになりました。



152 :: 2012/01/03(火) 08:48:47.57 ID:aZ/r0En00

母は、私が同期の男の子と付き合うことになったというのを知って、
とっても喜んだ。

仕事で少しくらいつらいことがあっても、
プライベートが充実していれば気もまぎれること、
何より同業者なら仕事の大変さをわかってもらえることを力説された。
ただ、翌年になっても、
私にとって後輩にあたる新入社員が入ってくることもなく、
私の立場は変わらなかった。

寝ても覚めても、仕事のことで頭がいっぱいで、
休日が近づくたびに「今週末は会える?」と
数学君からメールが届くことが苦痛だった。

そんな中、数学君の誕生日が近づいてきた。
数学君の誕生日は、GWの中にあった。
本来なら彼女である私が、
「誕生日、どうしようか?」的な計画を
立てなきゃいけなかったのかもしれない。

でも、付き合って1か月半にして、もう既に私は限界を感じていた。

数学君が自分から提案してきたプランは、
「東京タワーに登って夜景を見たい」というものだった。
でも、23歳にして未だ処女更新中、
男性とそういう雰囲気になることを極度に恐れていた私。
「ひょっとして、それはお泊りですか?」と訊くこともできずに、
「わたし、東京タワー何回も登ったことある」。

そのまま、誕生日には会わずに、
連絡も取らないままGWは終わりました。
GWが終わって1週間ほどして、
「もう疲れた。別れよう」というメールが来て、
3番目の恋も終わりました。

あれwwwもしかして私www振られたのかwwwww
と、思ったけど、あまり痛くなかった。
渡せずじまいだった、誕生日プレゼントの腕時計は、
父の日にリサイクルした。



153 :: 2012/01/03(火) 09:14:59.95 ID:aZ/r0En00

それからの1年も、過酷だったけれどなんとか耐え、
就職して3年目になった。
出会いのある職場でもなく、未だに休日に外出する気力もなく、
ただ毎日、仕事に耐える日々が続いた。
そんな3年目の初冬、地元の町おこし的なイベントの
ボランティア募集の記事を広報紙で目にした。
駅前にキャンドルを並べて、幻想的な夜を作ろう、みたいな企画。
たまにはこういう、アクティブなことをしてみてもいいかもな…と、
応募して、準備に参加することにした。
そのイベントの責任者だったのは、
隣市の石材店の3代目のEさんという人。
若いのに地元の商工会青年部の役員とかで、
地元の活性化に尽力している人だった。

自分でも失敗したなと思ったけれど、
友だちと一緒にということもなく、一人黙々とキャンドルを並べる私に、
その人はたびたび声を掛けてくれ、
労をねぎらったり気遣ってくれたりした。
イベントも、その年が初の試みだったけれど大成功で、
今では毎年行われる行事になってる。

そんなEさんから、イベントが終わってしばらくしてから、
メールが届いた。

あのときはありがとう、お礼も兼ねて、今度遊びませんか、
という内容だった。

別にこちらとしてはボランティアで参加したわけだし、
私と同じくボランティアの人は他にもたくさんいた。
この人は、その全員と、お礼も兼ねて遊ぶのだろうか…と
いぶかしく思っていたのですが、
「俺だけじゃなくて、今ちょうど帰ってきてる俺の友だちと、
3人で遊ぼう。イケメンだから」という、
意味の分からない提案に、首をかしげながらも了承しました。

Eさんの友だちはKさん(2人目だけど別の人)といって、
Eさんの言うとおり物静かなイケメンでした。
あまり語らず、でも、趣味の一眼レフの話になると熱く語る人でした。
自主出版の写真集があること、
時折グループ展や個展を開いていることを聞き、
つい、「私も一眼に興味があって…あこがれちゃいます」と、
それまで思ったこともないことを口走る私ww

その翌日、まさか、
「これから写真撮りに行くんだけど、今日お暇?」と
Kさんからお誘いを頂けるなんて、
正直夢のようでありました。



154 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/03(火) 09:22:25.19 ID:rUW/YvOu0

>>1は好奇心があり、いろんなことに首を突っ込むからそこで出会いがあるんだなー


155 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/03(火) 11:17:57.26 ID:+etey06U0

楽しく読んでます
たぶんサイ*マ県だよね
なんだかんだで行動力あるわ
結婚生活うまくいけばいいね


157 :: 2012/01/04(水) 11:52:44.17 ID:UNjQpQV30

一日ぶり。

>>154-155
実際はそこまでアクティブなわけじゃないんですけどね…干物でしたよ。


続き書きます。


Kさんは、都内でプログラマーをしている人でした。
そのとき勤めていたのは、
誰もが「あぁ」と言うような、よく耳にするインターネットサービスの会社。
その前に勤めていた会社でも、同じような仕事をしていたそうで、
海外勤務でNYにいたときの写真もたくさん見せてもらった。

何となくEさんに内緒で始まった関係でしたが、
Kさんは頻繁に帰ってきては私を呼び出してくれて。
行き先は様々でしたが目的はいつも『写真を撮りに行くこと』で、
1月半ばの凍った景色が鮮やかに色づくようになるまで、
気の向くままにドライブする毎日が続きました。

最初の数回こそ、写真を撮る横でその様子を眺めるだけだった私も、
同じ時間を過ごしたい、趣味を共有すればもっと近づけるかしら、
との思いから、9万もするNikonの一眼を買い。

Kさんにも「すごいじゃん」と褒めてもらい、
もうすっかり自分はカメ子気取りで、
Kさんのテクを盗んでは自写自賛していました。

そんな、Kさんとのお付き合いと新たな趣味を手に入れた頃、
唐突に、職場の異動の話が降ってきました。
希望はしていたものの、「まあ無理だと思って。」と言われていたのに、
3月になって突然の辞令でした。
このツキはなんだろう、私近々死ぬかもしれない!
と思うくらいハッピーで、
新しい恋と職場に胸躍らせた4月。
異動先は、自宅からたった5キロの、パラダイスでした。



158 :: 2012/01/04(水) 12:08:00.55 ID:UNjQpQV30

新しい職場は、今までの『大奥』はなんだったんだろう、
と思うほどに、
みんなが優しくて。
しかも、一緒に異動になったのは私と同い年が2人、一つ下が1人で、
初めての同年代の同僚ができた。
わかりにくいので、人物紹介をスペックを説明すると、

・>>1 カメ子気取り 女・25歳 この仕事4年目。
・自称 松山ケンイチ 男・25歳 院卒の、社会人1年目。
・N ミムラ似    女・25歳 この仕事2年目。
・Y カバ博士    男・24歳 この仕事2年目。

という感じだった。
ミムラ似の美人なN子、初めての職場での年下でもあるYは、
どちらも好印象で本当にうれしかった。

だが、自称・松山ケンイチの、
やたら元気な新卒くんだけは違った。



162 :: 2012/01/05(木) 11:35:30.12 ID:YPCrKKdU0

思っていた以上の亀具合。すみません。


私が耐え忍んできた、
前職場での3年間はなんだったんだろうと思うほどに、
同じ立場のはずの松ケンは対応が良かった。

もともと男性が少ない職場ではあるものの、
お姉さま方も松ケンのために親切丁寧にお膳立てしてくださる。
そのくせ、松ケンは妙に理屈っぽいところがあり、
「この方が合理的ですよ」だの、
「自分が研究してきたことによると…」だの、
私が前職場でやっていたなら
間違いなく制裁を受けるに違いない言動の数々を、
何の躊躇いもなく堂々とやってのけた。

新しい職場では、少なくとも3年のキャリアもあるにもかかわらず
謙虚でできる子、と思われたいと思っていた私にとって、
松ケンの存在は羨ましくもあり、恨めしくもあった。

ただ、そのころの私にとって、
仕事以上にカメラとKさんとのプライベートのほうが重要だった。
菜の花に桜、チューリップにポピー、
各地で次々に見ごろを迎える花畑に足を運んでは、
健全なデートを楽しんでいた。
Kさんのことも徐々にわかってきたけれど、
正直、Kさんは結婚相手としてはお世辞にも「いい人」とは言い難かった。

隠すでもなく、今の会社に入社してからまだ1年足らずと
日も浅いことを話してくれたことは、評価しているけれど。
6年勤めた、NYの海外赴任まで任されていた前の会社を辞めたのは、
他でもなく写真のためだとKさんは言っていた。
仕事を辞めて、今の会社に再入社するまでの3年間の空白の期間は、
カメラを片手に日本各地を放浪する旅をしていたとか。
貯金も底をつき、仕方なく、また仕事しているんだけど、
と苦笑しながら語るKさんに、
ああ、この人は趣味を第一に考える人なのか、と実感したものです。

ただ、その時の私は、熱に浮かされたように
カメラの楽しさに憑りつかれていて、
時には二人で旅をするなんて素敵、と思っていました。

元々、母の血を受け継いでいるからか、
就職して3年の間に、既に貯金も600万ほど持っていた私は、
たとえ将来夫となる人が働かなくても、
自分はある程度の収入もあるし苦労することもない、
とさえ思っていました。



163 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/05(木) 11:46:46.70 ID:EygyOXdF0

これだけの人と付き合ってきても処女のままってのは、
やっぱ最初のトラウマがあるんだろうなー


164 :: 2012/01/05(木) 12:04:07.65 ID:YPCrKKdU0

一方、職場での私と松ケン、N子と年下Yの関係はというと、
お互いに軽口を叩き合うくらいには親しく気安くなっていった。
N子はサバサバとした性格で、
松ケンとYには時には私がドン引きするほどの、
ふてぶてしい態度をとることもあった。
特に松ケンには風当たりが強くて、
不可解な命令やら何やらをしていたのだけれど、
後になって松ケンサイドから聞いた話によると、
N子は出会ってすぐのころ、
松ケンにアプローチを掛けたことがあったらしい。

それから、N子のお気に入りのYいじりネタに、
Yは私のことが好き、というのがあった。
実際、飲み会の席で罰ゲームとして無理矢理言わされる形で
「(好きな人は)>>1さんです!」的なことはあったけれど、
最後まで、Yは私にとってはいい同僚でした。

そんな4人で、まだ知り合ってから2ヶ月しかたってない6月、
居酒屋で飲んだ時のこと。

少々酔いも入り、みんなが横柄になってきたころ、
N子が突然、松ケンを締め上げ始めた。
N子曰く、まだ数回しか行ってないあの新入社員研修で、
早速彼女を作った手の早い男、という驚きのネタについてだった。
N子に睨まれて、酔いに酔った松ケンが語ったことには、
偶然にも同じ大学だったので全く初めて会ったというわけではないこと、
ただ、付き合うことになったときには、
その彼女にはまだ付き合っている人がいた?という
私にとっては信じがたい話だった。
そして、武勇伝のように、
「俺、自慢じゃないけど、今まで付き合った彼女は全員、
 付き合うときには彼氏がいて…」
という松ケンに、男性不信の私は、


 絶 対 こ の 男 と は 
深 く か か わ ら な い よ う に し よ う 。


と、固く固く、心に誓ったのでありました。



166 :: 2012/01/05(木) 12:43:37.69 ID:YPCrKKdU0

その頃、Kさんがこんな話を持ちかけてきた。
「今度、友だち数人とグループ展やるんだけど、>>1も写真出してみない?」
グループ展といっても、会場となるのは
2人でもよく行っていたちょっとおしゃれな市内のカフェで、
カフェに来た人がコーヒー飲みながら何気なく眺めるような、ラフなものだから、
ということだった。
実際、まだカメラについては素人も素人で、
自分で眺めて満足するレベルだったとは思うけれど、
そう言ってもらえたことが嬉しくて、
深く考えずに参加することにした。

Kさんの友だちが企画して出来上がった
招待状形式のポストカードは全部で500枚、
Kさんやその他の人の名前と並んで、
私の名前も一丁前の写真家のようにそこに載っていた。
知り合いとかに配る分、取り敢えず50枚でいい?
と私にも分けてくれたけれど、
恥ずかしくて1枚も配らずに持ったままになってる。
壁に飾るものが数枚と、
あとはテーブルに置く、アルバム形式の手作り写真集。
中にはKさんのように立派な写真集のある人は
そういうのを並べたけれど、
私はただのアルバムに、
10数枚の写真を納めたものを1冊用意しただけだった。

そんな、5日間の写真展が開催される初日。
集まれる人は集まって、お茶飲みながらまったりしよう、
という提案に乗って、会場に向かっていた時のこと。
信号待ちをして停まっていた私の車が、運悪く後続車に追突された。
目立った外傷はなかったものの、
衝撃でなんだか肩や背中が痛いような気がするし、
何よりショックで気もちが萎んで。

警察の人にいくつか質問をされて、
念のために病院へ行って検査をすることに。
救急車を待ちながら、今、向かう途中で事故に遭ったこと、
これから病院へ行くので行けそうにないことを伝えるために
Kさんにケータイから電話を掛けた。
電話で事情を説明する私に、Kさんは、

「わかった。まあ、写真展の方は大丈夫だから心配しないでー」

と、それだけ言って、電話を切った。
ああ、やっぱり、Kさんにとって一番大事なのは写真なのか。
そう思った瞬間、4番目の恋も終わった。

その後、写真展の片づけで一度顔を合わせただけで、
誘われても「事故のせいで体調悪くて…」と断り続け、
次第に連絡がなくなって、
今ではmixiの更新で消息を知るくらい。



174 :: 2012/01/05(木) 16:59:07.17 ID:YPCrKKdU0

週末の予定も趣味もなくなり、
夏にはすっかり干物に戻った私。
仕事は穏やかでそれなりに順調、特に何もない毎日が続いた。

そんな頃、謙虚で4年目にもかからわず仕事のできるw私に、
特別に目をかけてくださるようになった人がいた。
主任のAさんは、40半ばで一人娘のパパという、
面倒見のいい人だった。

Aさんはよく、遅くまで残業している私に
ねぎらいの言葉やお菓子をくれたり、
私の仕事ぶりを褒めてくれたりした。
前の職場ではことあるごとに『指導』され、
どうしようもなく自分に自信を無くしていた私にとって、
Aさんに気にかけてもらい、認めてもらうことは
何より嬉しくて、満たされることだった。

そんなAさんが、
8月に仕事の関係で都内に行かなきゃならないんだけど、
私に相談してきた。
ほんの20分くらい顔出せばいい用事なのに、
一日がかりで行かなきゃならないなんて本当に大変だよ、
もし都合がつくなら、若い人乗せて行って、
そのまま遊んで帰ってこようかと思うんだけど、っていう話だった。
私は二つ返事で、「それは楽しそうですね、行きたいです」と、
Aさんのエルグランドはたくさん乗れるし、
みんなで夏のプチ観光をするのも悪くない、
と勝手に楽しい想像を膨らませていました。

当日、エルグランドに2人きりで、
東京まで行くとも知らずに。



175 :: 2012/01/05(木) 17:17:38.95 ID:YPCrKKdU0

その日、待ち合わせ場所に集まったのは、Aさんと私だけだった。
あれ、と疑問に思う私をよそに、Aさんは本当に楽しそうだった。
まずは用事済ませてくるから!
戻ったらすぐに電話かけるから、取り敢えずこの辺で待ってて!
と、雷門前で車から降ろされ、
小一時間、何をするでもなく途方に暮れる私ww

後から、実は同僚のHさん(40代後半、女性)も、
同じ用でそこへ行っていたという事実を知りました。
「Aさんもちらっと来たんだけど、
なんかすっごいソワソワした感じで顔だけ出してすぐ帰っちゃって。
 何のために来たんだか(笑)」
とランチを採りながら話しているのを聞いて、
背中が冷える思いをしたものです。

だったらHさんと2人で行けばよかったんじゃないか、
と思いますが、
8月の気温に汗をだらだら流しながら、
Aさんは「待たせてごめん!じゃあ行こうか!!」
と再び私と合流して晴れやかな顔をしていました。

とてもこんなことは言えませんでしたら、
これだったら私じゃなく奥様と娘さんを連れて来れば
夏休みのいい家族サービスになるのに、とか、
その気はなくても、何もなくても
誰かにこの事実が知れたら
『浮気』と言われるんじゃないか、とか、
いろいろな想いが渦巻いて。

何をするでもない、ただの物見遊山でしたが、
Aさんにとって、私はただの職場の若手、ではないのかなと
鈍い私でも感じるようになりました。



176 :: 2012/01/05(木) 17:22:20.60 ID:YPCrKKdU0

ちなみにこのAさんが、>>19でも出た、
私をAKBの柏木ユキさんに似ていると言った一人。



177 :: 2012/01/05(木) 17:45:46.60 ID:YPCrKKdU0

誰にも求められてないけど、続き書く。


そして、秋が過ぎ。人生で一番嫌いな季節がやってきたww
私は、物凄い冷え性で低血圧、しかもあまり体が強くない。
喘息持ちで、風邪をひくとそれこそ2ヶ月くらい
ずっと後を引くくらいのポンコツ。
夏場もフリースのブランケットを常に持ち歩き、
冷房の効く部屋では長袖のカーディガンを着ているくらい。
しかも、クリスマス?何それ美味しいの?状態な私は、
クリスマスを廃止し、日本人なら冬至の日と天皇誕生日のコンボを
もっと大々的に祝うべきだ、と考えていた。

そんな12月のはじめ、Aさんがまた、私にこんなことを言ってきた。

いつも頑張っている>>1に、
なにかクリスマスプレゼントを買ってやりたい、
仕事場でも羽織れるような暖かそうな上着か何かがいいなと
自分では思っているんだけど、
女性の服を俺一人で選ぶのはちょっと気まずいし、
何より>>1が自分で気に入ったものを選んだほうが、俺も嬉しい。
もしよければ、俺が金曜に一時間年休貰って先に退勤するから、
>>1は定時上がりで一緒にアウトレットへ行こう。

私は何度も、自分に任された仕事をやっているだけです、
その気持ちだけで嬉しいですと、やんわりと断った。
でも、Aさんは、宣言通り金曜の午後、1時間の年休を取り、
「用事があるんで」と言い残して帰って行った。
私のケータイにはメールで
「駅前の駐車場で待ってる。退勤時刻の30分後でいいから」
と、一方的に送りつけて。



178 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/05(木) 18:05:17.51 ID:3nQT6P8Ai

こういう風な振り返り、新鮮でいいよ
結婚しちゃうの悔しいね


179 :: 2012/01/05(木) 18:06:14.37 ID:YPCrKKdU0

断りきれず、かといって無視をするわけにもいかず、
Aさんの提案通りにその日は2人でアウトレットへ行った。
Aさんは、よさそうな服を見つけては私に当てて見せ、
ああでもない、こうでもないと意見を言っていた。
ただ、私自身は本当に着るものに無頓着で、
普段し○むらとか、そういう安価な店でしか買い物をしない人間でw
なにこれ、まるいっこおおいんじゃないですか!?と
値札を裏返しては慌てて戻すような、そんなやりとりが続いた。

結局、チョコレート色で、前は短めで後ろがちょっと長い、
変わったカットの上着を買ってもらって。
後日、着ないのも悪いしと職場で着ていた日の夜、
「今日の>>1、ペンギンさんみたいで可愛かったです」と、
Aさんから感想メールが届いたものの、
その冬しか結局着なかったな…
どこにしまったんだろうあの上着。

買い物後は、ばっちりリサーチしてあったらしい、
限定10食?だかのディナーを食べに連れていかれて。
そして、ちょっと遅めの夕食を採りながら、
「今日、お家の人には何ていってきたの?」というAさん。
平然と「Aさんが○○アウトレットに連れて行ってくれることになったので
遅くなります」って電話しましたと返すと、
途端に青くなって、「なに、本当にそう行ったの?」
「いや、それって…お家の人、心配しない?」というAさん。
ああ、自分でも後ろめたい気持ちはあるのか…と、
冷めた思いでおいしいごはんを頂きました。



180 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/05(木) 18:34:57.32 ID:9fKtVQ770

>>179
冷めた思いでおいしいごはんを頂きました。
文体が、辛酸なめ子みたいだよね。
いいわ~、続きが楽しみ。


187 :: 2012/01/06(金) 09:25:20.49 ID:kVF1bDOs0

おはようございます。
今日で現在まで話せるかな…頑張ります。
みなさんありがとうございます。


Aさんのプレゼント攻撃は、その後も一方的に続けられた。
可愛い雑貨や有名店のチョコレート、高級お取り寄せマカロンが、
靴箱の扉を開けると押し込められる形で入っていた。
いくらきれいに梱包してあるとはいえ
たとえ自分のでも食品を靴箱に入れるのはご遠慮願いたい、と本気で思った。

年も明け、リスタートしてからの一年が過ぎようとしていた。
3月を迎え、N子とYは、たった1年でまた異動が決まり、
私の気持ちはちょっと沈んだ。

そんなとき、N子と2人でお茶を飲みながら、
思い切ってAさんについて相談してみることにした。
もうすぐ職場を去るN子に、
客観的にAさんの私への態度はどう映っているのかを訊ねてみたかった。

N子は、
「あぁ、Aさんでしょ?絶対>>1さんのこと、大好きだよねー!」
と初めこそからかうように笑っていたけれど、
私がこれまでにあったことを話すと、
「マジで?それってヤバくない?」「キモいんだけど」
と、率直な意見を言い出した。
「何でも相談に乗るからさ、困ったことがあったらいつでも訊いて」と、
4月に私たち(私・松ケン・N子・Y)の全員とアド交換をしたけれど、
少なくともN子は一度もAさんの方からメールをもらったことはないと言った。
「なんか>>1さん残して異動するの心配ー。
 困ったことがあったらいつでも相談しなよ!」
と、N子は真剣な顔でそう言った。

そして、4月。2年目の年が始まった。



189 :: 2012/01/06(金) 09:58:59.74 ID:kVF1bDOs0

N子とYの代わりに、職場には新しく女の子が2人、入ってきた。
2人とも全くの新入社員で、22才と23才。
二人の初々しさはまぶしいほどで、私にもあんな頃があったのよね…と、
思わずため息が出る私は26才になっていた。

私と松ケンとN子とY、4人で仲良し、と散々語ってきたものの、
ぶっちゃけ、私は松ケンと2人きりでは数えるほどしか話したことがなかった。
入社後、一年足らずで車をフェアレディZに乗り換え、
いろんな意味で絶好調であろう松ケンは、依然として鼻につく存在だった。

そのはずが、N子とYがいなくなって寂しさを感じていた私は、
仕事の合間に松ケンのところへ足を運んでは、少しずつ話をするようになった。
仕事の話だけでなく、社会への不満とかw恋愛ってめんどくさいとかw
某アーティストのライブの良席にヤフオクで6万つぎ込んじゃったよ、とかw
松ケンは、今まで自分は無視されていると思っていた私に
毎日のように話し掛けられるようになって、正直応対に困っているようだった。
でも、話してみると別にチャラくもなく、
むしろ自分の考えをしっかりと持っていて、
更にポジティブな松ケンは好感が持てた。
この人のこと誤解してたなあ、
今まで(心の中で)地味に意地悪してきちゃったよ、と思ったけれど、
今更謝るのも変なので、それからは極力好意的に接しようと心に決めた。

夏を迎えるころ、いつものように休憩と銘打ち松ケンのところへ行って、
無駄口をきいてきたときのこと。
「男の人と付き合うと、毎週末、会わなきゃいけないのが苦痛なんだよね」
「できるなら旦那様とはお互いの休日が違って、
 それぞれ好きなことができるほうがいい」
なんて、今思えば恥ずかしいような偏った恋愛観を、
ろくに男性とお付き合いしたこともないくせに偉そうに語る私。
「ところでさー、その後彼女とはうまくいってるのwwほら、研修のww」
珍しく、松ケンに興味が湧いた私が話を振ると、
松ケンは困ったように首を傾げて笑った。

「いや、もう別れたんだけど…」
「えっ、いつ!?」



190 :: 2012/01/06(金) 10:17:36.20 ID:kVF1bDOs0

訊くと、別れたのこそ春になるころだったけれど、
実際は付き合って半年ほどで、松ケンの気持ちは冷めていたらしい。
去年の秋に別れ話をしたけれど、
「何でもするから別れないで」と散々泣かれ、
やり直したけどダメだった、と。

「正直、いつも、相手のために、と色々してやってるうちに、
 疲れちゃうっていうか…」
「なんで俺ばっかり、と思うと、もうダメだよね。」

と、徐々に見えてきた面倒見がよくて苦労性、
それでいて本当は繊細な松ケンは珍しく弱音を吐いた。

彼氏のいる女性を略奪愛(笑)するような男なのに、
と思っていたけれど、
実のところは恋愛相談をされるうちに
女性の方から好意を持たれて、
付き合うことになってしまっていた松ケン。

この隠れ恋愛下手っぷり!私と同じ、仲間じゃないか!

そして、松ケンは私の、恋愛における戦友に昇格したw



183 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/05(木) 23:05:22.56 ID:AasJx/Ds0

こんな子が27まで処女とか日本の宝だろ
いつまでも処女でいてください


185 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/05(木) 23:37:28.87 ID:DHMP9Vqx0

どうせなら初夜というイベントを経験して欲しい
今はそう簡単に経験できないぞ


191 :: 2012/01/06(金) 10:22:49.95 ID:kVF1bDOs0

ここで、ひとつ、数少ないこのスレを読んでくれた皆様に
謝らなきゃならないことがあります。







私が27歳になったのは、今から2年前のことなんだ。



192 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/06(金) 10:24:38.12 ID:1dkMXQli0

>>191
おっ、てことは初夜編、新婚生活編、そして現在が読めるのな!


193 :: 2012/01/06(金) 10:26:54.98 ID:kVF1bDOs0

>>192
何て察しのよい(笑)。まあ、つまりそういうことです。
時系列おかしくなるので、最後まで伏せて語るのが難しくなった。



195 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/06(金) 10:37:19.37 ID:kMwu1G4g0

プチ釣られた~( ´ ▽ ` )ノ


196 :: 2012/01/06(金) 10:38:37.72 ID:kVF1bDOs0

秋も深まるころ、私は処女のまま、27歳になった。
そのころには、松ケンの方からも
仕事のついでに私のところへ寄って、話をするようになっていた。

ある金曜日の夕方、ちょうど仕事を終えて帰ろうとすると、
タイミングよく松ケンも退勤するところだった。
お姉さま方に人気の松ケンは、入り口のところで
「お先に失礼します」と告げた返しに、
「明日の予定は?デート?」とからかわれていた。
その横をすり抜けて、
「お疲れ様でしたー…」と退勤しようと思った私を引き留めるように、
こんな言葉が投げかけられた。

「なんだ、松ケンくん彼女いないの!?
じゃあ、>>1さんとどっか行ってくればいいじゃない!」

は?

「いい子でしょ~>>1さん!なんだ、お似合いじゃない!ぴったりよ!」

え?

「そうですねー、じゃあそうしますw」と笑いながら、
松ケンはお姉さまに頭を下げて出てきた。
二人して無言で玄関へ向かい、靴を履き替えながら、
松ケンが思い切ったようにこう言った。

「あの、さ。せっかくだし、映画でも観に行く?」



199 :: 2012/01/06(金) 10:58:29.22 ID:kVF1bDOs0

正直、同じ恋愛下手の同志、とは思っていたけれど、
松ケンと私がどうこう、というのは考えたことがなかった。
この人と恋愛をするには、私は自分を曝け出しすぎているし、
何より松ケン自身も私のような女は嫌いだろう、と思っていた。

「まあ、メールする。・・・ところで俺、
 >>1さんのアドレス知ってたっけ?」
「あ、私は去年、アド(赤外線で)送ってもらってたけど、
 返してない、かなー…?」
「・・・」
「おくる!今送るから!!!」

1年半越しの地味な意地悪が今更露呈することになり、
正直やり直せるものなら最初からやり直したいと思うほどでした。
でも、その晩、改めて松ケンから映画のお誘いが来て、
罪滅ぼしの気持ちも込めて「ありがとう」と返信しました。



200 :: 2012/01/06(金) 11:15:40.46 ID:kVF1bDOs0

松ケンと観たのは、『2012』。
マヤの予言により2012年に地球が滅ぶ、という映画。
そう遠くない未来に、実際にこんなことが起こりうるんだろうか、
地殻変動とかよくわかんかいけど超怖い、と思った。
それから、もし地球が滅ぶときに、
自分の隣にはだれがいるんだろう、とかもww

松ケンは、何の知識もなく観た私とは違って、
この映画が製作される元になった仮説とか、そういうのを話してくれた。
それから、「昔、考古学者になりたかった」という夢や、
それにまつわる話も聞かせてくれた。

私にはよくわからない話もあったけれど、
私は鉱石が好きなこと、
隣県にある自然史博物館は面白かったよ、と話した。

次の週、2人で、その博物館に足を運ぶことになったのは、
今でも不思議に思う。

それ以来、毎日職場で顔を合わせているにもかかわらず、
週末ごとに、2人で出かける日々が1ヶ月以上続いた。

恋愛として気負うこともないけれど、
付き合っているわけじゃないのに
どうして毎週誘ってくれるんだろうと、
その気はなかったはずなのに
徐々に意識し始める自分がいたのは否めない事実だった。



201 :: 2012/01/06(金) 11:31:16.23 ID:kVF1bDOs0

そして、またクリスマスの季節がやってきた。
12月になっても週末ごとの外出は続き、
少しずつ、この曖昧な関係をもどかしく感じるようになってきた。

世間一般から見たら、
今の私たちの現状は彼氏彼女に見えるに違いない。
実際、私の母親も、毎週律儀に玄関のチャイムを押して、
私を迎えに来る松ケンを完全に彼氏と思い込んでいた。

そんなクリスマスまであと数日の、12月21日。
その日は2人でフラワーパークへ行くことになった。
ここはKさんとも、写真を撮るために来たことがあった。
Kさんは、写真を撮ることに夢中であまり私を構ってくれなかったけれど。
冬のフラワーパークなんて、寒いだけじゃん…と思っていたけれど、
冬至前日のこの日、夕闇とともに、
園内一帯がイルミネーションで幻想的に浮かび上がった。

きっと、この妙にロマンティックで計画的な男は、
クリスマスに告白しようと思っているんだろう、
とタカをくくっていた私に、唐突に、松ケンが言った。


「僕と、付き合ってください。」


今でも私をからかうために、よく松ケンがネタにするんだけど。


「あたしでいいんですか?」


告白されるってわかってたでしょ?
絶対「はい。」って一言だけ、
言うと思って、何度もシュミレーションしたのに。
あれには言葉が詰まったよ、と、嫌がる私にお構いなく、
現在の松ケンは語る。


そんなわけで、私にとって、最後の彼氏ができました。



203 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/06(金) 11:37:35.09 ID:1dkMXQli0

>>201
絶妙のフェイントキターーー
お互いの出方が分かっているからこそ。


204 :: 2012/01/06(金) 12:06:03.96 ID:kVF1bDOs0

松ケンは、
「付き合ってもいないのに、クリスマスに誘うのは失礼だと思った」
ので、告白を焦っていたらしい。
クリスマスには彼氏彼女として過ごすべきだ、と、
律儀に思い、告白してくれたらしかった。

そんなわけで、クリスマスは一緒に過ごすことが確定したw
イブの日はあいにく仕事なので、
25日に私の希望で八景島シーパラダイスに行く約束をした。

そんな24日。もうすぐ退勤時刻になろうかという頃、
松ケンが私のところへ顔を出した。
「あのさ…今日なんだけど、予定空いてたりする?」
もちろん私は松ケンの彼女ですし?
仕事が終わってから誰かと待ち合わせがあるわけでもなく、
ただ家に帰って家族と
一日早いクリスマスパーティーをするくらいしか予定はなかった。

「あのさ、うちの母親が、連れて来いってうるさいんだけど…」

付き合って4日で、彼のお母さんに会いに行く、とか、
恋愛スキルの低い私にとっては一大事でありました。



206 :: 2012/01/06(金) 12:21:08.29 ID:kVF1bDOs0

「だって、用意とかしてないし…ほら、服装とか、」
「それで大丈夫だって。可愛い可愛い。」
「でも、えー、ぇー・・・?」
断る、という選択肢はなく、
結局、押し切られる形で私はクリスマスイブの日に、
付き合って4日目の彼氏の実家へ行くことになった。

私の車を置くために、
一度、職場から近い松ケンのアパートに立ち寄った。
そうそう、と、松ケンはオーブンレンジを開け、
中から大きなスポンジケーキを取り出した。
「俺、ちょっと着替えたりしてくるから、
冷蔵庫にあるクリームとか果物とか使って
テキトーにデコレーションしといて。」

は?

世間一般にあふれるカップルはもとより、
松ケンと過ごすクリスマスは不可解すぎて、
私には理解し得ないイベントだった。
そんなわけで、前日に松ケンが焼いたらしい立派なスポンジ台に、
クリームを塗る私。
途中、
「あの、ろくろみたいな回る台?
実家にはあるんだけど持ってなくて。ごめん」
と声を掛けられるも、
そんなものを持っている一人暮らしの27歳男児ってどうよ、
と内心ツッコミを入れた。



208 :: 2012/01/06(金) 12:37:53.03 ID:kVF1bDOs0

ケーキの飾り付けが終わると、
松ケンは「じゃあ、行こう」と、
ケーキはそのまま冷えたオーブンに戻して、私を車に乗せた。

「晩ごはんはいらないって言ってあるから、
どこかで食べて、実家は、ちょっと寄るだけだから。
そんな緊張しなくていいよ」と言われて、
ほんの少しだけど安堵した。

その日のディナーは、おしゃれなイタリアンだったけれど、
おいしく食べるというわけにもいかず。
食事を済ませ、
その店のレジのところで焼き菓子があるのを見つけて、
「あの、お土産に買ってもいいかな…」と言うと、
「うちの母親、そういうのにうるさくて…
人の家に行くのに空手で行くな、とか。
だから、なにか持たせなきゃと思ってた」と、
不安な気持ちを煽るような情報を私に教えてくれた。

いよいよ松ケンの実家に向かう車の中で、
ポツポツとお母さんについて松ケンが話してくれた。
松ケンのお母さんはガーデニングが趣味で、
今の時期は自宅にイルミネーションをしていること。
明日、彼女と出掛ける予定があるので帰れないと言うと、
じゃあ今日、その彼女を連れて来なさいよ!と言われたこと。
それから、もしかすると来客があるかもしれないから
そのときはごめん、って。


そして、松ケンの実家に着いたとき、私は言葉を失った。



210 :: 2012/01/06(金) 12:49:36.52 ID:kVF1bDOs0

松ケンの実家は、
これはどこのフラワーパークですか?と言うような代物だった。

趣味のガーデニングは、
その手の大会で毎年金賞を受賞しているというもので。
その庭で、小鹿や子豚、天使やサンタが
光に包まれて楽しそうに遊んでいた。

ある意味ドン引きしている私を促すようにしながら、
松ケンが玄関のドアを開けて「ただいまー」と声を掛けた。

中から出てきたお母さんは、私を一瞥して、
「あら、こんばんは。」というと、松ケンに向かって、
今来客中で、応接に4人、人がいること、
突然訪ねてくるから困っちゃったわー、
お母さんもあんまり親しくない人で、
そろそろ帰らないかしらと思ってるんだけど庭の話で盛り上がってて。
悪いんだけど、ちょっとまっててほしいんだけど大丈夫よね云々。

嵐のようにそう言って、
私に自己紹介の隙も与えずに、また家の中へ引っ込んでいったww

「・・・ほんとごめん。とりあえず寒いから上がって」
と松ケン言われて、キッチンを通って、居間に案内された。
そのあと、待てど暮らせどお母さんが顔を出す気配がなく、
しびれを切らした松ケンが「じゃ、家の中でも探検する?」と提案してきて。
どうしよう、と思わなくもなかったけれど、
松ケンがそう言うんじゃ興味もあるしいいのかな、
と思って案内してもらうことにした。



211 :: 2012/01/06(金) 12:59:08.62 ID:kVF1bDOs0

お母さんに渡せずじまいの焼き菓子はそこに残して、
松ケンのあとについていった。

いろんな部屋を覗いて歩いて、
一つの部屋で天井に伸びるハシゴを見つけた。
「これ、屋根裏?なにがあるの?」と訊くと、
「上っていいよ」と言う松ケン。
一気にテンションの上がった私は、
頷くなりハシゴを上って上の部屋を覗いた。

屋根裏は、おもちゃ部屋みたいになっていて、
天井から吊るされた飛行機の模型とか、
それでいて、季節ものの扇風機とかが置いてあったりして、
雑多な印象だったけれど秘密基地みたいだった。
狭いのにちゃんとクーラーもついていて、
小さい頃だったら半日くらいここで過ごしても飽きないな、
と思うレベル。

ハシゴの上の方に掴まったまま、
頭だけ出してその部屋を見ているとき、
突然、下の部屋のドアが開いた。


「松ケンー。ごめん、すっかりお待たせしちゃって。ここにいる、の?」



213 :: 2012/01/06(金) 13:10:44.53 ID:kVF1bDOs0

松ケンのお母さんが見たものは、
勝手に自分の家の2階の一室に入り込み、スカートでハシゴを上り、
屋根裏に頭を突っ込むほぼ初対面の息子の彼女。

お母さんもびっくりしただろうけれど、
絶対私の方がびっくりしていたと胸を張って言えるww

「あ、あの、私、松ケンさんの同僚で、>>1といいます・・・」
と尻つぼみになりながら自己紹介をして、
おずおずとハシゴから降り、小さくなる私。
「・・・初めまして。松ケンのお母さんです。」

取り敢えず、下に来て話しましょう、と促され、
消えてなくなりたいと思った私は正常だと思う。
青を基調とした応接室のソファに座って、
膝の上に固く握り拳を作って鎮座する私。
テーブルにはお母さん手作りのカットケーキとお菓子が並べられた。

なぜ、松ケンは手土産にと焼き菓子を買う私を
止めてくれなかったのかと思うほどに、
お母さんのお菓子は上品だった。



215 :: 2012/01/06(金) 13:27:49.69 ID:kVF1bDOs0

「お庭、すごいですねー…びっくりしました、」と、
取り敢えず話のきっかけを作ろうと必死で言う私。
松ケンのお母さんは「そうかしら、ありがとう。」と言いながらも、
そのくらいの賛辞はもう聞き飽きているようだったw

それから、今年のイルミネーションのコンセプトは
これこれこういう感じなのだとか、
実は明日、新聞社の取材が来ることになってて、
お母さん一人じゃ心細いから
松ケンに来てもらおうと思ったんだけど、
松ケン出かけるっていうし、とよく喋った。

そして、「ここに、お名前と住所書いてくださる?」と、
芳名帳を手渡され、
その年の、三百数十番目の来訪者に、名前を書かされた。

ああ、お母さんは息子の彼女が見たかったわけじゃなく、
自慢のお庭を見せたかったのか、と気づいたけれど、まあ、別に。
いくつか私のことも訊かれたけれど、
それは息子の彼女というよりは、
私が自己紹介したとおり、息子の同僚の子という感じだった。

帰る道すがら、松ケンはもう一度、
「今日はごめんね」と言った。
「何が?」「すてきなおうちだったね」
「お母さんもすてきな人で驚いちゃった」
と言ったけれど、正直、あの家はないわー、と本気で思った。

松ケンのアパートに寄ったとき、
結局食べずじまいだった手作りケーキを、
「家で食べて」とお土産に持たせてくれた。
翌日、それを食べた私の父が、何度言っても
「これ、スポンジは買ったんだろ?」と言うくらい、
完成度の高い出来だった。



222 :: 2012/01/06(金) 20:52:07.54 ID:kVF1bDOs0

翌日は、松ケンのZで、八景島へ行った。
生まれて初めてのクリスマスデート。
私、すっごい水族館が好きで、
お一人様でもサンシャインとか品川とか江の島とか寺泊とか(!)
行っちゃうくらい水族館好きなんだけど、
八景島は小学生の時に一度連れて行ってもらったきりで、
どうしてもクリスマスのイワシツリーとやらが見てみたくて。
朝からすっごいテンションマックス、ウッキウキだった。

道はそれなりに混んでいたけど、
話をしているうちに目的地へ着いた。
「何か乗る?」と松ケンは遊園地を指差したけど、
私の興味は完全に水族館だった。
どちらかというと私の方が先を歩く感じで水族館へ行き、
中に入ってからは水槽に張り付いてなかなか動かない私。

それでも、無理して合わせているという風もなく、
松ケン自身も楽しそうにしているように見えた。

期待していたイワシツリーはそれはもう圧巻で、
しきりにすごーい、すごーいとはしゃぐ私に、
それはよかったと松ケン。

さて、長い長い水族館鑑賞が終わり、
外に出るころにはあたりはすっかり暗くなっていて。
確か18時の回だったと思うんだけど、
アデリーペンギンが鐘を鳴らすという、
クリスマスの特別企画がちょうど行われるところだった。

もう、広場に設けられた会場には人だかりができていて、
たくさんのカップルが肩を寄せ合ってペンギンの登場を待っていた。

実は、子どもの頃、ペンギンになるのが夢だった私は、
喜び勇んで人だかりに向かって駆け寄っていこうとした。



223 :: 2012/01/06(金) 20:58:42.99 ID:kVF1bDOs0

「ねえ、」と、突然、松ケンが私を呼んだ。
「ん?」と振り向くと、松ケンは左手を差し出して、
「手、つながない?」と言った。

「・・・ちょっと、それは、まだ、早い、かなあ・・・」

八景島で、こんなやりとりをしているのをほかの人が見たら、
きっと滑稽に映ったと思う。
実際、そのあと微妙な距離を取って歩いている方が、
このカップルの波の中ではよっぽど恥ずかしいことにも気づいたw

そして、帰りはその日のうちに、
きちんと実家まで送り届けてもらった。
帰り道はとても混んでて3時間くらいかかったけれど、
松ケンの提案で
『冬にまつわるものしりとり』をずーっとしながら帰った。



225 :: 2012/01/06(金) 22:03:48.83 ID:kVF1bDOs0

それからの1ヶ月は、新しい年を迎えても緩やかに過ぎていった。
1ヶ月の間に、松ケンの部屋は今までなかった
コタツ、ファンヒーター、加湿器に加え、
42型テレビ、ブルーレイレコーダーが、訪れるたびに増えていった。

初めて遊びに行ったときに
コーヒーを淹れてくれたスノーマンのペアマグを
あんまり好きじゃない、と言う私のワガママに、
雑貨屋で可愛いクマとウサギのマグも買ってくれた。

日に日に快適になって、
このままここで飼われてもいいと思い始めた頃、
隣でテレビを観ていた松ケンが言った。

「キス、してもいい?」

だらしなくコタツに潜り込んで、
心地よさに油断しきっていた私は瞬時に身構えた。

「えっと、それは、うん、また今度、」

しどろもどろになりながら距離を取ろうとする私の手首を掴んで、
松ケンは何も言わずに顔を近づけてきて。
思わずぎゅっと目をつぶって体を固くした私に、
松ケンは腕を回して背中を軽く、ぽんぽんと叩いた。

「また今度、お願いするね。」

そう言って私の首もとに頬を擦り寄せる仕草に、
安堵しながらもいたたまれない気持ちになった。



226 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/06(金) 22:08:02.85 ID:zIydWuYf0

>>1の気持ちが少しわかる。
自分のせいで相手にブレーキを踏ませてしまうのはとてもいたたまれなくなる。
どうしようもならないのがまた悔しいよね。


227 :: 2012/01/06(金) 22:32:00.98 ID:kVF1bDOs0

そして2月。
お付き合いを始めて1ヶ月半を数える頃、
私は思い悩んでいた。

もうファン歴も12年を越え、
いつも私の関心事の中核にいた某アーティスト…
もう面倒なので暴露しますが、
ゆずのライブが、横浜アリーナで予定されていた。

ファンクラブで二枚取ったチケットは、
センター6列目のほぼ中央、
自力でそんな良席に当たることなんて滅多になく、
どうしよう目が合ったらwwと思う一方で、
やはり彼氏彼女になったからには松ケンと行くべきなのだろうか、
と真剣に悩むこと数日。

もともと誘う相手もいるわけでもなく、
ネットで募集をかけるくらいなら松ケンを連れて一緒に行こう、
昼間は中華街でも散策すれば、それはそれで楽しいに違いないと
無理矢理自分に言い聞かせた。

ここだけの話、
北川さんに会いに行くのに別の男性を連れていくなんて、
と本気で罪悪感に苛まれていたのですが。

ライブは、松ケンが隣にいようがいまいがいつもと変わらず楽しかった。
くしゃっと笑う顔や息継ぎの瞬間、汗のしずくまではっきりと見えた。

講演が始まって一時間ほど経ったところで、
突然曲の合間に北川さんが会場アンケートを取り始めた。
「女子ー、はーい!」「男子ぃ!」「初めてゆずのライブに来た人ー」
「初めてじゃない人ー」「友達同士で来た人ー」「家族の誰かと来た人ー」
私たちは会場内をきょろきょろ見回し、
手を挙げたり引っ込めたりしながら笑っていた。そのとき。

「カップルで来た人ー!」

はーい、と、手を挙げるジェスチャーをしながら、北川さんが呼び掛けた。
私と松ケンは、一瞬お互いに目を合わせてから、おずおずと手を挙げた。
フムフム、と会場をぐるりと見回し、
「それじゃあ、」と北川さんが放った一言に、私たちは凍りついた。


「付き合ってるけど、まだキスしてないカップルー!」



230 :: 2012/01/06(金) 22:49:34.63 ID:kVF1bDOs0

松ケンが、ものすごい勢いで私に目を向けたのがわかった。
どうしよう、どうする私!!とパニックになり、
反射的に内側の手で松ケンの手首を掴み、ばっ、と頭上に掲げた私。

数秒の間があって、突然、ステージの北川さんが吹き出した。
それまで隣で、うんうん頷いているだけだった岩沢さんも、
指差して笑いだした。

「あーぁ、そーぉwwww」

実に楽しそうに、マイクを通して北川さんは私(たち)に話し掛けてきた。
会場がどよめき、私よりも前にいた人たちは
こぞって振り向きこちらを見てきた。

「じゃ、是非、このライブ中に、思い出作ってってください。ねぇ岩沢くん。」
「僕たち目隠ししてるんでwww」
「ねっwww」

ぴらぴらぴら、と、目を覆った指を透かしのように動かして、
北川さんは私に目配せをした。
よく、ライブで目が合った!私を見てた!と主張して
「気のせいでしょ」とあしらわれることがあるけれど、
この時だけは自信を持って言える。
北川さんは、私を見ていた。


そして、北川さんに恋い焦がれた12年間に、
私はひとつ、区切りをつけることになりました。



239 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/07(土) 10:42:17.55 ID:Nx6bCHLn0

>>230
こんなことがあるんだー!


243 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/07(土) 11:54:39.68 ID:Nx6bCHLn0

ライブDVDに映像が残ってたりしてな。


240 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/07(土) 10:52:40.10 ID:QN8pQPBw0

ゆずの人に教えてあげるといいんじゃまいか?


242 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/07(土) 11:52:16.04 ID:lE4Sibl+0

>>240
ファンレターとかで報告とかね


245 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/07(土) 15:29:32.61 ID:RGJDmPb70

>>242
まずは、このスレ教えるところからスタート汁


246 :: 2012/01/07(土) 16:57:43.89 ID:lSHk3Lwm0

>>1です。
なんかちょっと、褒められたり期待されたりしてて驚きましたww
ありがとうございます。
ゆずの人に知らせるなんてのはとんでもない!勘弁してください。

ライブ翌日に出待ちとかして握手してもらった上に感極まって号泣し、
頭を撫でられたこともある痛いヲタです。
未だに住む世界の違う人…って、そんなのはさておき。

ライブ映像の収録は翌日の公演だったので、記録には残っていないはずw


今、富士山眺めながらしっぽりしてましたー。山梨熱い。



249 :: 2012/01/07(土) 17:25:50.28 ID:lSHk3Lwm0

>>230を経て、
バレンタインやホワイトデーという恋人同士のイベントも経験し、
未だ手を繋いだだけながら徐々に付き合ってる実感が湧いてきた私。

松ケンは、ライブの帰りこそ、多少意識しているのか
そわそわした素振りもあったけれど、
それ以来全く重い空気を作るということもなかった。
それでいて私の膝小僧をくすぐって遊んだり、
ぴったりと肩をくっつけたまま何時間も座っていたりと、
少しずつ少しずつ私の警戒心を緩めていった。

更に、松ケンの強かなところは、
あっという間に私の両親に気に入られ、
まるで我が家の一員であるかのように馴染んでしまったこと。
弟は大学進学とともに家を出ていたので、
もう10年近く一人娘として育てられていた私の彼氏は、
すっかり息子同然の待遇を受け、
週の半分は我が家で夕食を摂るのが当たり前になっていた。

博識で明朗、それでいて人一倍の気配りができる松ケンは、
父のいい晩酌相手だった。
両親の希望で仕事上がりに松ケンのアパートに寄り、
うちでお酒を飲みながら食事をさせ、
松ケンを送り届けることも時々あった。



251 :: 2012/01/07(土) 18:02:23.05 ID:lSHk3Lwm0

一方、ファーストインプレッションがアレだった私にとって、
松ケンの実家とお母様は畏怖の対象でしかなかった。
きっと嫌われているに違いない、
むしろあんなどこの馬の骨(ry)状態だろうと思っていた。

そんなある日、松ケンが、
「あのさ、うちの母親が、
>>1とコンサートに行きたいって言ってるんだけど…」
とあまり乗り気じゃなさそうに言ってきた。
話を聞くと、お母様はもうチケットをすでに確保し、
私の都合を聞いておくように松ケンに言ったとのことだった。

「うん、大丈夫…何のコンサート?」
「ヴァイオリン。」

そしてまた、私はヴァイオリンコンサートには
どんなドレスコードがあるのかとか、
今思えばつまらないことで思い悩むことになるww

コンサート当日、
県外の文化ホールの駐車場で松ケンとともに待っていた私は、
古いながらも派手なワインレッドのガルウィングの
2シーターの車で現れたお母様に度胆を抜かれることにww

松ケンのスポーツカーへの愛着は親譲りだったのか…と思いつつ、
今回こそ礼儀正しく、
本日はお誘いいただきありがとうございましたと頭を下げた。

「そんなのいいから、始まっちゃうといけないし、早く行きましょ!」

早く早く、と促されて、全席指定のホールに入った。
席の並びは、何故か左から、私、お母様、松ケン。
「どうしよう、よく見えるようにお母さん、眼鏡しておかなきゃ!」
「帰りにCD買えるわよね松ケン!
最近出た一番新しいCD、ちょっとあなた、買ってきてくれない?」

お母さんの頼みで、松ケンはロビーに設けられた物販へ
CDを買うために席を離れていった。

「今日はごめんなさいね!お忙しいでしょうに、
無理行って誘っちゃって!」

「いえっ、楽しみに来たんです!
私、バイオリンのコンサートとか、初めてなんですけど…」

「そうなの?じゃあよかったわーw
うちは、松ケンが小さい頃から、
結構ヴァイオリンとかフルートとか、色々(ry」


その日のコンサートで初めて知った、
テレ東でもレギュラー番組を持っているという
川井郁子さんという人のヴァイオリンは、
確かに素晴らしいものだった。



253 :: 2012/01/07(土) 18:18:54.79 ID:lSHk3Lwm0

コンサートが終わり、
すっかりヴァイオリンの音色というものに感激しきっていた私は、
ほぉ…とため息をつきながら、お母様にお礼を言った。

「本当に、素敵な演奏でしたー…ありがとうございました、」

「でしょう?私、川井郁子さんのDVDも持ってるから、
今度うちで一緒に観ましょう」

「そうなんですか!是非、見n」

「ちょっと松ケン!あそこ、
川井さんがサインしてくれるのかしら!?並ばなきゃ!」

ロビーに設置され始めた長机とロープに目を向けたお母様は、
私との会話もそっちのけで松ケンに持たせていたCDを手に、
そちらに向かって走っていった。
ペースについていけず呆然とする私と、
黙ったまま苦虫を噛み潰したような顔をした松ケンのもとに
お母様が帰ってきたのは、20分ほど経った後だった。

「見てー、お母さん、名前まで入れてもらっちゃったわーww」

「それはよかった…」

「…すごいですねー!黒いCDだから、
シルバーのポスカでサインするんですねー!」


今思えば、その感想は何なんだ私。

ただ、多少独特ではあるけれど、悪い人ではなく、
私に思うところもなさそうなお母様の態度に、
胸を撫で下ろした出来事ではありました。



256 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/07(土) 23:36:14.49 ID:IeAP5won0

>>253
シルバーのポスカwww


260 :: 2012/01/08(日) 04:13:25.71 ID:8VC2gj7j0

ねむれない。



そして、松ケンと私のお付き合いは無事3ヶ月を過ぎた。
知り合ってから丸2年、
私たちは今年も同僚として、
職場には悟られないように密かな恋愛をするはずだった。

そんな、正確には交際期間3ヶ月半の4月初頭、
その日は珍しく私主導のデートをしようということになった。
行く場所も、運転も>>1に任せるから、
っていう完全に私に丸投げなドライブ。

どこに連れていったらいいのか悩んだ末、私は松ケンを連れて、
とりわけ観光地というわけでもない
前職場のあった町へ行ってみたいと話した。

新入社員として、壮絶ないじめにあってた3年がつらかったこと、
何度仕事をやめようと思ったかわからないことを
僅かながら知っていた松ケンは、
「>>1が行きたいなら」と同意してくれた。

その日、私の家まで車で来てから、
私の車で出掛けようという約束だったはずが、
11時になっても松ケンが来ない。
普段から多少、時間にルーズなところがあった松ケンに
私は痺れを切らし、
結局正午近くなって私の家の玄関に現れた松ケンが平謝りしつつ出発するという、
雲行きの怪しいスタートを切った。

私の生活圏ではない、
片道27キロのその町までの小一時間の道のりを、
私は松ケンを助手席に乗せ、2年ぶりに走った。
運転しながら、いつもそのまま帰れなくって
ここのコンビニで休憩してたのとか、
ステレオの音量上げて、大声で歌うと気分が晴れたよ、とか、
独り言みたいな話をしながら。



261 :: 2012/01/08(日) 04:35:27.39 ID:8VC2gj7j0

2年ぶりのその町を、
とりわけ懐かしいとも感慨深いとも思わず、
思っていたよりずっと穏やかな気持ちで眺めた私。
道の駅の物産館を覗いたり、
そこの看板で紹介されていたいくつかの名勝を巡ったりと、
自宅と職場の往復のみでは
知ることもなかったその町の姿をその日初めて知った。

松ケンは興味深そうに、
それでいて不意に冗談を言って私を笑わせながら、
私の気の済むまで付き合ってくれた。

「過去の清算」としては充分すぎるくらいの時間を過ごし、
私も満足して、もう帰ろうということになった。
帰りはまた27キロの中距離運転、
「替わろうか?」という松ケンの申し出に、
「3年間も毎日運転してきたから平気だよ」とハンドルを握った。

「でも、私、仕事やめてなくて本当によかった。」

思わず口をついて出た言葉だったけれど、
心から、そう思った。

27年、思い返せば色々あったような気もするけれど、
今思えば、悪いものじゃなかった。



262 :: 2012/01/08(日) 04:56:55.61 ID:8VC2gj7j0

「どこか、車停められるようなとこない?」


もうじきに自宅に着く、という頃、急に松ケンが言い出した。


「どこでもいいんだけど、河川敷の桜並木とか、
公園とか、なんかそういう…」

「もうあと10分でうちに着くんだけど。なに?」

「もうちょっとだけ!寄り道していこう。一生のお願い!」


嫌がる私に頼み込むような形で、
松ケンは私の家の近くの公園を指定してきた。
その公園は、昔の城址跡?っていうのかな、
小高く盛られた土地に桜がたくさん植えられた、
地元では桜の名所に数えられる場所だった。

その年は桜が遅くて、
まだ五分咲きくらいの、見頃にはまだ満たない淡く煙ったような桜だった。

お花見がしたかったなら、
もっと早く言ってくれれば別の場所もあったのに、
と思う私をよそに、松ケンはさっさと車を降りて私に向かっておいでおいでした。

その頃にはすっかり手を繋ぐことにも慣らされていた私は、
今日1日、私のワガママにも散々付き合ってもらったし、
と思いながら、手を引かれて並んで歩いた。

松ケンは、今日1日楽しかったよ、ありがとう、と言った。

今まで一杯頑張ってきてえらかったね、と褒めてくれた。

そして、もっと早く見つけてあげられなくてごめん、と謝った。



263 :: 2012/01/08(日) 05:19:04.38 ID:8VC2gj7j0

そして、手を繋いだだけの、
中学生だってなかなかないような青臭いお付き合いの私に、
松ケンは言った。


「結婚してください。」


冗談かと思って、
でも、いずれはそうなるのかなと思って、
告白されたときの失敗を思い出しながら笑って

「はい。」

って言った。

小さい子が、
「大きくなったら結婚しようね」って指切りをするみたいな、
そんな感覚だった。


すると、ゴソゴソ…と、肩に掛けていたバッグの中から、
小さな四角い箱を取り出した松ケン。



待て、これ、どんな展開?



もしかして、と思う私に、
箱の中からこれまた小さなクリーム色の、
貝のように開くころんとした箱を取り出す松ケン。

ぱこ、と音をたてて開いたその中には、
正直、あいたたた…と思うような、
それはそれは可愛らしい、
ティアラのような彫金細工の施された、
きらきら光る指輪が出てきた。

松ケンは、1ヶ月くらい前から、
プロポーズを意識しはじめて1人で指輪を見て歩いていたこと、
昨日、この指輪を見つけて、
>>1のイメージにこれ以上合うものはない!と思ったこと、
今朝は朝イチでこの指輪を買いに行っていたために
遅くなったことを
照れ隠しみたいに捲し立てた。


思わぬ事態に呆然としている私の手を取って、
サイズの合わないぶかぶかの指輪をはめて、
本当に幸せそうに松ケンは笑った。



265 :: 2012/01/08(日) 05:27:55.08 ID:8VC2gj7j0

これが、私の27年間と、
旦那様との結婚に至るまでのお話です。
多少自慢めいて聞こえた部分もあるかもしれませんが、
実際には全く華やかとは言えない、平凡な人生でした。

順風満帆とはいかないけれど、
誰でも日々、幸せになるための種を蒔いているのかな。

つまらない自分語りに付き合ってくださったすべての皆様に、
心より感謝いたします。



266 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/08(日) 05:42:53.54 ID:E6M3pZDT0

お疲れ様
続き期待してます

プロポーズのところ1の心境だいぶアッサリだね


267 :: 2012/01/08(日) 06:25:47.84 ID:8VC2gj7j0

>>266
ありがとうございます。
実際松ケンとのことに関しては、
この後の方が過ごした期間もネタも多いので。

プロポーズに関しては、
あっさりというか、正直事故にでも遭ったような感覚で。
あれ、なんか大変なことになったぞ?って感じで、
嬉しいとかはなかった。言えないけど。



271 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/08(日) 12:37:27.53 ID:EUOo+CYt0

なんか>>1のサッパリした性格からすると、初体験や初夜も
彼が作り出すふいんき(ryに1が気づかずに、
あれっ?あれっ?となる悪寒


270 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/08(日) 12:26:39.03 ID:4rnFAZHhO

>>1お疲れ様です。私もその後が読みたいな。


274 :: 2012/01/08(日) 21:01:13.38 ID:H4tOr9860

後日談、じゃあ今日は書けませんがそのうちに語ります。
もしまだご覧になっていただけるようなら、お付き合いくださいね。


ティアラの指輪。
信じられるか…
これ、本物ティアラとセットで衝動買いしちゃったんだぜ。


246


276 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/08(日) 21:27:55.50 ID:IMftiJmw0

すげえ


277 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/08(日) 21:49:45.65 ID:4rnFAZHhO

後日談wktkティアラ可愛い!


290 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/10(火) 13:05:49.38 ID:P8jdBgOK0

ティアラ買う人っているんだなーwww


278 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/08(日) 23:17:22.25 ID:EUOo+CYt0

>>274
これはすげぇ!


281 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/09(月) 07:23:55.26 ID:pjoGZipc0

>>274
ダイヤでかっwww
普通に立て爪だったとしても相当高いぞこの大きさwww
キスもしてないのにここまで思い切るなんて、
相当運命感じちゃったかバカかどっちかだな。
お幸せにwwwwwww


288 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/10(火) 07:33:32.13 ID:vnIfuv6Zi

まあ三ヶ月付き合ってキスすらしないってことは
少なくてもやり目とかのクズじゃないのは確かだけど
もうちょいスパンおいたほうがいいような気がするけどな…
もっとデート重ねたり同棲したりいっしょにふざけ合ったり


289 : 名も無き被検体774号+ : 2012/01/10(火) 08:04:08.23 ID:Wyp+qeB90

つか>>1は叔父の経験なかったらビッチになりえたかもね。
そのおかげでか知らんが、
旦那と出会えたこと思うと人生のめぐりあわせって凄いな。



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[ 2012/01/29 00:00 ] 結婚 | TB(-) | CM(4)

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[ 263 ]

ふたりに幸あれ。
[ 2012/02/01 13:16 ] -[ 編集 ]

[ 694 ]

最後のコメントはなんだ…
トラウマになる性的虐待を賛辞するかのようなコメントは
[ 2012/06/18 11:42 ] -[ 編集 ]

[ 784 ]

塞翁が馬ってこった
[ 2012/07/22 15:59 ] -[ 編集 ]

[ 809 ]

289のコメントでまとめるその神経が理解できない。
[ 2012/08/16 03:41 ] Na2Yg6cE[ 編集 ]

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